こんばんは。三日月

 

今回は数値予報の問題から数値予報プロダクトについての問題を一緒に考えてみたいと思います。

 

(気象庁HPより引用)

 

数値予報プロダクトとは数値予報モデルでの計算によって得られた段階の予想値のことです。

 

図は数値予報の手順を表していますが、この図でいいますと真ん中の数値予報とあって、ここで計算された値にあたります。ここからその右の段階へ格子点値・画像作成・統計処理へと加工される、加工前の生データと考えるとわかりやすいかと思います。

 

僕の受験時代、専門知識の中ではこのあたりを理解するのに一番時間がかかりました。

難しいかもしれませんが頑張ってみましょう。第47回試験・専門知識・問5からです。

 

 

第47回試験・専門知識・問5

気象庁が提供している数値予報プロダクトについて述べた次の文(a) 〜(c) の正
誤の組み合わせとして正しいものを,下記の①〜⑤の中から一つ選べ。


(a) 数値予報プロダクトの格子点値は,格子点に対応する地点の値をピンポイ
ントで表しているのではなく,その格子点付近の空間の代表的な値を表して
いる。


(b) 数値予報プロダクトとして出力される降水量は,予想対象時刻における降
水強度を表している。


(c) 数値予報プロダクトとして出力される地上気温は,モデル大気の最下層の
標高と実際の地表面の標高の差に基づいて,モデル最下層の気温を高度補正
した値である。


     (a)  (b)  (c)
①  正  正  誤
②  正  誤  正
③  正  誤  誤
④  誤  正  正
⑤  誤  誤  誤

 

※問題等の掲載につきまして、気象庁または(一財)気象業務支援センターなどの公的機関とは一切関係ありません。また、商業利用を目的としたものではありません。

 

考察編は3月1日23時更新予定です。