わたくし、WindowsではWZエディターと秀丸という２つのエディターを使い分けています。
小説を書くのはWZエディター。それ以外は秀丸。
なんでそんな面倒くさいことをするかというと、ぼくが変態……ゲホゲホ……フォント好きだからです。
「WZエディター」はアウトラインが容易に作れるので、文章に「構造」のある小説を書くには欠かせない道具です。と同時に、わたくし小説を書くときのフォントは明朝でないと気分が出ないんです。
気分で書くなと怒られそうですが（汗）。
でもね、小説以外のメモ的なテキストはゴシックがいいのです。
なんじゃそりゃ。
とわれながら思いますよ。でもそういう性癖……ゴホゴホ……性格なんです。
なので小説には明朝に設定した「WZエディター」を使い、それ以外のテキストはゴシックに設定にした「秀丸」を使っています。
ちなみになんで「秀丸」かというと、ぼくがWindowsPCで、はじめて使ったエディターが「秀丸」だったからです。もちろんお金も払いました。それ以降、ずっとPCにはインストールし続けています。
という環境をMacでも構築したいのですけど――
WZエディターのMac版はあっても、秀丸のMac版はない。
むー。
なのでMacでは「メモ」アプリを使ってました。いえ、過去形ではなくいまも使います。
ぱっとメモを取りたいときに便利。
さらにメモアプリのいいところは――
ユーザーが自ら保存しなくても、こうして自動保存してくれること。そしていらなくなったメモはどんどん捨てます。
とってもいいアプリなんです。
でも、痒いところに手が届かないっていうか、やはり使い慣れたエディターとは違います。そもそも比べることがおかしいですよね。
なので純粋に「秀丸」的に使えるエディターも欲しい。
ということで、「Jedit Ω」を試しました。
大変懐かしいアプリです。
このブログで何度か書いてますが、ぼくが最初に買ったPCはMacでした。
そのときから「Jedit」が存在していたので、処女作の「召しませMoney！」はMacの「Jedit」で書き上げたんですよ。
その最新版が「Jedit Ω」というわけです。
シェアウェアですが、目次の作成など高度な機能を必要としなければフリーでも使えます。
とーぜん、かなりの期待を持っていたんですけど、なんかしっくりこない。
その一番の理由は、「Jedit Ω」の「基本」が、プレーンテキストではなく、おそらくリッチテキスト（HTML？）なことです。
つまりワープロ的なんですよね。
WZエディターや秀丸のように、基本はプレーンテキストであってほしい。
どのアプリでも開けるという汎用性を重んじ、独自形式で保存したくないのです。
そもそもWZエディターを愛用しているのは「アウトライン」を、プレーンテキストのまま構築できるからです。
「Jedit Ω」は、なーんか違うなあ。
App Storeでほかのエディターをいくつか試しましたが、どれもしっくりこない。
それでしばらく探してなかったんですが、年の瀬となり、またまたエディター探す熱が再燃して（笑）、よさげなエディターを見つけましたよ。
それが「mi」です。
「えむあい」と呼びます。ムーミンに出てくる「ミィ」ではありません。
残念ながらApp Storeにはありません。「mi」のホームページからダウンロードして使います。
では「mi」のなにがいいかというと――
ちょいと設定をいじっただけで、WZエディターそっくりになっちゃった！
比べてみましょうか。
どうでしょう。かなり近いですよね。
小説を書くのはWZエディターなので、同じにする必要もないんだけど、できるなら、やりたくなるのが人情（？）ってもんです。
いやー、探せばあるもんですね。
しかも「mi」はフリーウェアです。
商用利用も許可されているので、ライセンス的にはどなたも安心して使えます。
なのに――
縦書き表示もできるし――
原稿用紙表示もできます。
すごいっすね。
これでまた一歩、MacとWindowsで、同じ環境を構築する野望が進展しました。
ここまでくると完全に趣味ですね（笑）。
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こちらの作品も引き続きよろしくお願いします。
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