デスク用の卓上ライト | TERUのブログ

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つれづれに

ワールドカップは続いておりますが、日本の挑戦は終わりました。わたくしも通常営業でまいりたいと思います。

 

さて、すっかり日の落ちる時間が早くなりました。

 

そりゃそうですよね。昼が最も短い冬至まであと二週間ほどですから。

 

なのでコワーキングスペースで執筆してると、気づけば外は真っ暗。

 

席によっては手元が暗くなるので――

 

 

卓上のライトも無料で借りられます。

 

じつは卓上ライトってはじめて使ったんです。

 

ぼくの仕事部屋の机は、壁の間接照明でそこそこ明るくて、キーボードを叩く分にはそんなに困らないんです。

 

なのでいままで欲しいと思ったことがなかったのですが――

 

いいですね、卓上ライト!

 

なにをいまさらですよね(苦笑)。

 

いままで卓上ライトを使わずに生きてきた自分を恥じたい。

 

なので、調べてみたら3,000円前後で、けっこーな種類があるんですね。

 

そっかー、3,000円くらいなら欲しいな。

 

もちろんお高いのは万を超えるお値段ですが……

 

なるべくお安くとは思いますけど、どーせ買うなら演色性のいいLEDを使った製品がほしいです。

 

演色性(CRI)とは、ごく簡単にいうと、モノの色をどれだけ正確に見ることができるかという指標です。通常はJISの定めた平均演色評価数(Ra)で現されます。

 

Ra100が一番よく、数字が下がるほど悪くなります。

 

目安としては……Ra90以上あれば、美術館の展示作品を照らすのに適しているといわれていて、Ra80以上あれば食卓の食事がおいしそうに見えます。人が作業するときの明かりとしてはRa60くらいが下限で、それ以下は好ましくないとされています。

 

もう一つ悩んだのが形状です。具体的には、卓上に置くのがいいか、デスクの端にクリップやクランプで固定するのがいいのか。

 

固定式というのは、たとえばこういうの――

 

※Panasonicのサイトより転載

 

机が最大限使えますよね。

 

ちはみに写真の商品は、さすがPanasonicだけあってRaは80クラス。

 

でもお高い。13,000円(税込み)くらいします。

 

ああ、どうしよう。どうせ買うならお高くてもいいモノを……

 

はっ! ダメダメダメ!

 

あっぶない、あっぶない。自己暗示かけるところだったよ。お団子も値上がりしたことだし、お財布の紐引き締めていきましょう。

 

初心の3,000円前後を貫きますよ!

 

悩んだ末に選んだのがこちら。

 

 

LEDデスクランプ高演色Ra95 目に損傷なし 7段階の明るさ 5種類の明るい色温度 タイミングオフ機能 ワイヤーなしスマートフォン充電 USB充電ポート (White)

 

というメーカー名もよくわからない、ちょっと怪しげな商品。

 

 

説明書に書かれている「UPERCT」というのが扱っている会社の名前でしょうか?

 

Amazonで3,199円でございました。

 

このお値段で、Ra95を謳っております。

 

怪しいかなあ? と思いつつもポチったのは――

 

 

スマホのワイヤレス充電もついているので便利じゃなかろうかと。

 

いやしかし、本当にRa95もあのかしら?

 

演色性を測定するのは大変難しいので、ぼくにもできる簡単なテストでその片鱗がうかがえないか試してみました。

 

ライトありとなしでカラーチャートを撮り比べて見ましょう。

 

α7ⅢのRAWデータ

WBはそれぞれグレーカードを使いカスタムで合わせる

ライトありはISO200、なしはISO3200。

 

以上が撮影条件。

 

 

↑ライトありは、真ん中下の、赤とピンクがよく分離してる。演色性の悪い明かりだと似たような色に見えるのです。

 

※付箋が「ラトト」になっている……酔ってる?>自分

 

↑えーと付箋のことは忘れていただいて(汗)、ライトなしは仕事部屋の蛍光灯のみです。全体に色があっさり目ですが、そんなに悪くないかな。うちの蛍光灯優秀じゃん(笑)。

 

ヒストグラムも見てみましょう。

 

※ライトあり

 

↑RGBがよく分離していますね。それぞれの山の高さもほぼ同じ。占める面積もほぼ同じなので、お値段のせいで疑ったけど、ちゃんとしたLEDを使っているようです。ただハイライト(右側です)の成分が崖のように落ち込んでいるのが気になる。

 

※ライトなし

 

↑おやおや、こちらも意外と悪くない。うちの蛍光灯やっぱり優秀かしら(笑)。とはいえRGBの山の高さが揃っていないしR(赤)はかなりイビツです。

 

結果、蛍光灯に比べれば、優秀ということがわかりました。よかった(笑)。

 

ブログで紹介する商品を撮影する体で物撮りっぽくしてみると、どれだけ差がつくでしょうか。

 

撮影条件は――

 

Xperia 1 Ⅲ のBasicモードで撮影

撮影時に露出補正である程度露出は揃える

撮ったJPEGをPhotoshopで加工

 

これだけ。

 

まずは卓上ライトのない状態で撮ると――

 

 

机を照らしているのは間接照明なので、影が柔らかいですね。そのわりにレンズのハイライトが飛んでます。これは全体的に暗いので、ハイライトとシャドーの差が激しいせいです。

 

では、卓上ライトを使うとどうなるか。

 

 

全体に明るくなったおかげで、ハイライトを飛ばすことなく撮影できました。ちなみにハイライト部は蛍光灯の影響が消しきれず、ややグリーンにかぶっています。

 

ご覧のとおり、商品のディテールは明らかにライトがあったほうがよいですね。でもぼく、卓上ライトなしも、金属っぽい描写で好きですけど(笑)。

 

Ra95だっていうから、つい厳しめのこと書いちゃいましたが、本来の目的である机を明るく照らして、作業をしやすくするという目的には、もちろんなんの問題もございません。

 

 

手元が明るいのはすばらしい。当たり前だけど(苦笑)。

 

 

ブラボー、ブラボー!

 

あ、ワールドカップの影響がまだ少し(苦笑)。

 

 

ワイヤレス充電も便利です。

 

 

使わないときは片付けておけます。

 

これで3,199円ですからね。

 

なんの文句もございません。

 

ブラボー、ブラボー!

 

 

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