USBの表記がわかりやすくなります!
USB 2 のころは混乱の少なかったUSBの規格。それがUSB 3 でえらいことになってました。
USB 3.0、USB 3.1、USB 3.2、USB 3.1 Gen1、USB 3.2 Gen1、USB 3.1 Gen2、3.2 Gen2、USB 3.2 Gen2x2等々がズラズラ出てきて、ついには――
USB4 Version 1.0……
いいかげんにせんかい!
これにAppleが採用するThunderboltまで加わりますから、その混乱ぶりはもはやカオス。
さすがにこれじゃイカンだろうということで、今後マーケティング的には、以下の表記に改めていこうということになったようです。
※PCWatchより転載
これまでの規格名から、その規格の転送スピードで分類しようじゃないかと。
ぼくが読んだ「PCWatch」の記事タイトルも、「最初からこうすべきだった。「USB」の速度が分かりやすい表記に」ですからね。
ホントそうだよね。
ただしこの表記がされるのは、60Wまたは240Wの電源供給が行なえるUSB PD 3.1に準拠したUSB Type-Cケーブルだけです。
さらに上のロゴを使用するには、USB-IFメンバーになるか、3,500ドルのロゴ管理費を払う必要があって、かつ製品がUSB-IF準拠のテストに合格してなきゃいけません。
じゃあ、みんなそうして。
と思いますけど、USB規格は、基本オープンですから、どうするかは各メーカーの判断なんだそうです。つまり3,500ドルの管理費は払いたくない。USB-IF準拠のテストも受けたくないというメーカーのケーブルは、上の表記ができない。
さらにさらに、条件を満たしていても、厳密な表記ルールに従いたくないと考える会社だってあるかも知れない(それも許される)。
オープン規格はいいことですが、こういう弊害もあるんですなあ。
でも逆にいうとそれは、ロゴがないケーブルは「怪しい」と思われても仕方ない。
ユーザーの自衛としては、上記のロゴがついたケーブルなら安心なので、少々お値段がお高くてもロゴありを選ぶことでしょうか。
ロゴがないと売れない!
となれば、多くの会社が遵守してくれるはず。
Thunderboltは、これまでの話に含まれないけど、USBよりかわかりやすいのでよしとしよう。
▼ Kindle出版情報
JunkCity3
ASIN : B09D6LHS48 410円(税込み)
召しませMoney!7:TOKYOラビリンス
ASIN : B08FZS9Q67 580円(税込み)
こちらの作品も引き続きよろしくお願いします。
------------------------------------------------------
神宮寺珈琲店 其の弐
------------------------------------------------------
※ブログ定休日は土日と祝日です。たまに休日も更新します。