浅草寺の夜景 | TERUのブログ

TERUのブログ

つれづれに

FE 16-35mm F4 ZAのレビューを兼ねて、浅草寺の夜景を撮ってきました。

 

 

おみくじ売り場に煌々と明かりがついていて、ダイナミックレンジの広いα7Ⅲでも、さすがに本堂との露出バランスが取れない。

 

撮影時に、こりゃ無理だ。とわかったので、もう1枚、露出アンダーのカットを撮ってPhotoshopの自動処理(HDR合成)で合成処理したのが上の写真。

 

一部、合成が不自然ですが、もう少し丁寧に処理すれば、いまどきのHDR夜景写真として鑑賞に堪えられるかと。

 

意外とよかったのが、シャッターが閉まった参道沿いの仲見世。

 

 

昼間は観光客でごった返す通りが、この静けさ。なかなか美しいじゃないですか。

 

本堂のほうへ戻って、五重塔も撮りましょう。

 

 

撮影風景(スマホで撮りました)を見ていただけるとおわかりの通り、五重塔は真っ暗。

 

ここをα7Ⅲで撮ると……

 

 

美しい!

 

五重塔がライトアップされていなかったので、夜空との露出差がなく、一発でこんなに美しい夜景が撮れました。

 

 

正面からもいいですねえ。屋根の写真でもそうですが、ぼくは左右対称の構図が好きなんです。

 

好きといえば……

 

 

この写真も好きだ。ライトの色がいくつか混じって、鐘撞き堂の屋根におもしろい色のグラデーションが出ました。

 

あ、そうそう浅草寺といえば……

 

 

雷門を忘れちゃいけませんね。

 

16mmで撮ると迫力あるね。でも、こーいう撮り方のときこそ12mmまで欲しかった。やっぱ12-24mmはいつか買おう。

 

 

仲見世から横に伸びる通り(通り名を忘れた……)。これ見ると、街灯の光に、盛大なゴーストが出てる。プロテクトフィルターのせいかと思って外してみたけど、変わらなかった。

 

FE 16-35mm F4 ZAは、点光源に出やすいゴーストには弱いようです。ここまで大粒のゴーストが出ると、仕事では注意が必要。

 

べつの場所で、もっともゴーストが盛大に出る角度を探ってみました。

 

 

夜空にまるで虹のようなゴーストが。

 

これは「撮りたい写真」ではなくて、わざとイジワルして、ゴーストの出る角度で撮っていますが、ここまで盛大に出ると、作品撮りではむしろ「味」になりますな(笑)。

 

もちろん「味」など求められない広告撮影では、点光源の入射角度に気をつける必要のあるレンズだということがわかりました。

 

 

これは仲見世の裏側。

 

点光源(ライト)がたくさんあったので撮ってみました。この写真にもゴーストは出てますが(一番手前のライトのすぐ上)、このように入射角度によっては、ほとんど気にならない。

 

それはそうと、こんな雑多な風景も、夜景だと美しくなってしまう。夜景は七難かくす(笑)。

 

さて。

 

そろそろ浅草寺を離れましょう。この日の夜は、もう一箇所撮影したい場所があったんです。

 

それは増上寺。有名ですね。

 

着いたときの時間は夜中の零時すぎです。

 

すると……

 

 

うわー、マジか!

 

東京タワーが、ずっとライトアップされている! 零時過ぎたら消えるんじゃなかったっけ?

 

じつはこの時間、増上寺にはライトアップがまったくなく肉眼では真っ暗なんですよ。それを無理やり長時間露光で撮ってるんで、東京タワーがすごいことに。

 

これも露出アンダーを撮ってHDR合成してみたけど、浅草寺みたいにうまく合成できなかった。

 

東京タワーのライトが消えてたら、すごくいい夜景写真が撮れると思うんですよねえ。

 

いやー、しかし神社仏閣の夜景はたのしい。

 

つぎはどこに行こうかな♪

 

召しませMoney!6:バチカンの秘密 580円

ASIN: B07GPNWYTV

≫アマゾン販売ページ

 

よろしくお願いいたします。

 

■Kindle出版情報。こちらの作品も引き続きよろしくお願いします。
------------------------------------------------------
ケインとラニー 

諮問探偵 八神長平の事件簿

召しませMoney!外伝1

召しませMoney!5 Yの誘拐

神宮寺珈琲店 其の弐
------------------------------------------------------

 

※ブログ定休日は土日と祝日です。たまに休日も更新します。