すべての文字に意味がある | TERUのブログ

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つれづれに

先週、カシオの時計を新調したって書きました。

 

 

これね。

 

時間を見る以外に、ストップウォッチ、タイマー、ワールドタイム、アラームなどの機能があります。

 

それら「付加価値」と呼べる機能は、いまやスマホがすべてやってくれる。しかも大きなタッチスクリーンで操作できるので、時計のボタンをチマチマなんども押して設定する必要はない。

 

時計の場合、ボタンの組み合わせを忘れると、そもそもアラームすら設定できないもんね(苦笑)。

 

がっ!

 

使わないとわかっていても、わたしは説明書を読んでしまうのだ。

 

なぜか?

 

説明書を読むのが趣味だから(苦笑)。

 

世間一般では読まないモノの筆頭にあげられる説明書ですが、ぼくは好きなんだなあ。しかも熟読しますからね。

 

説明書読むの好きなんですいったら、知人には「変態」と呼ばれた(苦笑)。

 

そんな変態的性質を、今回も存分に発揮して、時計の説明書を熟読いたしました。

 

 

それで驚いた。

 

いや、考えてみれば当たり前なんですけど、クロノグラフの盤面に細かく書かれた文字。あれ、なにひとつ「飾り」はなくて、すべてに機能としての「意味」が割り振られている。

 

 

白い文字盤の一番外側。TYOとかLAXとかは、都市コードだとすぐにわかる。いうまでもなくワールドタイムの設定に使います。

 

左側のクロノグラフにある「SU」「MO」なんて文字は、もちろん「曜日」ですね。反対側の薄いグレーになっている文字は、選択した機能を表します。「AL」の位置にクロノグラフの小さい針があれば「アラーム」の設定モードになっていることを表すという具合。

 

さらに内側の「2」「4」「6」「8」は、なんと西暦の「10の位」を表します。2は20年代ってこと。これは日時を手動で修正するときに使う数字です。

 

7時の位置の「WORK」と「READY」はなんでしょう?

 

これは標準時刻の電波を手動受信させるときの表示で、手動受信のモードになると「READY」、そして受信中は「WORK」を示します。

 

で、受信が終わりますと……

 

3時位置の上下にある「Y」と「N」がありますよね。これは「Yes」と「No」の意味で、受信に成功すれば「Y」で失敗は「N」の位置に秒針が移動して知らせてくれるのです。

 

9時の位置には、「ON」と「OFF」があります。これはアラームのオンとオフ。ONならもちろん設定時刻にアラームが鳴る。

 

あとサマータイムを設定するときに秒針が指し示す文字もあるし、とにかくすべての文字に「意味」があったんです。

 

飾りじゃないんだ!

 

と本気で思いました。説明書を読まなきゃ、絶対にわかんない。

 

そんな「読まれることがない」かもしれない機能なのに、文字列はちゃんと、律儀に、そこに存在していて、ただの飾りじゃなんだぜ。ちゃんと使えるんだぜと主張している。

 

そう思うと、ちょっと感動。

 

なんてことを書いたり言ったりするから変態と呼ばれるんだな、わたくし(苦笑)。

 

でも、これからも説明書は熟読するでしょう。だって趣味だから。

 

え?

 

そんなもん読んでる暇があったら、召しませMoney!を書け?

 

だ、大丈夫です!

 

書いてます。ホントです。説明書読むのはほんの息抜きです。

 

だって趣味だから(笑)。

 

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