おーっと、困った！
カメラバッグに入れたはずの名刺入れがない！
その日、訪問先の撮影現場で、名刺交換しようってときに発覚。あわてて、申しわけありません、先ほど名刺を切らしてしまいまして……なんて恐縮しつつ、仕事先の担当者さんの名刺だけいただいたわけです。
ううむ。いつ入れ忘れたんだ？
ところが、事務所（兼自宅）に戻り、名刺入れを探したんだけど、どこにもない。まさか落としたか？
いぶかしげに思いながら、ふと気がついてカメラバッグの別のポケットを探ってみたら、あった。
だいぶ前に、無印良品で買った、ステンレス製の名刺入れ。
どうやら、事務所（兼自宅）を出るとき、あわてて名刺入れを放り込んだせいで、いつもと違うポケットに落ちてしまったらしい。
つまり、現場で「名刺を切らしまして……」なんて言い訳をしているそのとなりに、ちゃんとあったのだ。
これを「おっちょこちょい」といわずしてなんといおう。
ともかく！
名刺交換のとき、名刺がないのは、いい年こいて大変みっともないので、また同じことが起こらないソリューションを考えてみた。
ソリューションというと、なんか仕事してる感があってよい（笑）。
わたしは考えた。安い名刺入れを買って、それを予備で入れておくか？
待て待て、バッグをいくつ持ってると思ってるんだ。そのすべてに、名刺入れをバックアップで入れておくのは、いくらなんでも過剰だろう。
とはいえ、名刺だけをポケットに入れておくわけにもいかない。紙だから、すぐフニャフニャになってしまう。折れ曲がった名刺を渡すのは、それこそ恥ずかしい。
なにか、いい方法は……
と思いながら、カメラバッグのポケットを眺めていたら……そこに答えはすでにあったのだ。
ぼくはすべてのバッグに、メモ帳とペンを入れてある。それもこんなメモ帳を。
これ「無地」のメモ帳が欲しくて（罫線が引いてあるのは使いにくくて）、買ってきたヤツ。
いままで意識してなかったけど、表紙のところにホルダー（ポケット）があるじゃないか！
ここに名刺を挟んでおける。
都合、2～3枚も挟んでおけば、緊急のときに足りるだろう。
これで名刺問題は解決した。もう、いつ名刺入れを忘れても大丈夫だ！
って、そもそも忘れちゃイカンがね（苦笑）。
いやいや、人間は必ずミスをするという前提で、対策を講じておくのは正しいことなのだ。
たかが名刺で、大げさですけど（笑）。
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