Xファイル | TERUのブログ

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つれづれに

しまった!

DVDを借りてくるのは封印していたのに、誘惑に抗しきれず、Xファイル2016を借りてきてしまったァ~。

あああ。

いま召しませMoney!外伝の三部目が、半分近く書けたところ。こいつを書き上げるまで、映画やドラマのDVDを借りてきちゃダメ! と心の中の天使がいってたのに、レンタルショップの前を通りかかったとき、Xファイルのポスターを見て、心の中の悪魔が、でも気分転換は必要だぜ。むしろ仕事がはかどるかもしれないぜ。とささやいた。

あああ。

で、けっきょく借りちゃったのだァ~。で、けっきょく見ちゃったのだァ~。

Xファイル2016は、14年ぶりに作られたミニシリーズ。幸い3巻(全6話)しかないので、ちょっとした息抜きにはちょうどいい。というのはいい訳ですけど(汗)。

結果。

Xファイルという名を聞くだけで、望郷にも似た(どこが似てるんだと自分でも思いますが)懐かしさに駆られてしまうわけですが、正直、懐かしさは懐かしさでしかなく、新しい発見はございません。

じゃあ、これがおもしろくないのかというと、おもしろいから困ってしまう(苦笑)。

モルダーとスカリー捜査官のコンビは、やっぱり好きだ。こんどの新作には、過去の自分たちを自虐的に笑うジョークなんかもちりばめられていて、さらに興味深い。

たとえば、彼らのオフィスに、若い捜査官がたずねてくるシーンがあるんですけど、ドアがノックされて「だれかいます?」と声をかけられたとき、スカリーが「FBIの嫌われ者がいるだけよ」と答えるんです。そのあとモルダーに向かって、「23年間、このセリフをずっといいたかったの」と肩をすくめて見せるところには、思わずニヤリとしてしまった。

ミニシリーズということで、6話に凝縮したのもよかったですね。シリアスな話から、ちょっとコミカルな事件、家族愛、そして神さま。とアメリカのテレビドラマに不可欠な要素がすべてちりばめられていた。

神さまを示唆するストーリーだけは、日本人にはちょいと違和感ありますけどね。キリスト教の国であるアメリカには、どうしても欠かすことのできない要素なので、そこはまあ目をつぶらないと。

それにしても、Xファイルの初回が放送されてから、もう23年ですよ。映画にもなったし、こうしていまだにミニシリーズまで作られる。さらに驚くべきは、このミニシリーズが好評だったようで、新シーズンも予定どおり作られるみたいです。

すごいロングセラー。

それだけSFファンを魅了する物語だってことですよ。Xファイルとスタートレックは、永遠に不滅です。



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