一太郎2015レポート | TERUのブログ

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つれづれに

これまでなんどか話題にしてきました一太郎2015。

ぶじ発売日の2月6日(金)に手に入れまして、土日にかけて格闘しておりました。



これは、召しませMoney!4を、第二版として作り直している様子。

これまたなんどか話題にしてきましたが、一太郎2015は「中扉」と「奥付」を独立して作れるようになったのです(正確にはいままでも作れたけど、それをEPUBに反映できるようになった)。



はい、こんな感じで作れました。こーんな簡単なことが、いままでは無理だったんです。電子ブックの規格(それも日本語表示に関して)は、まだまだ発展途上ですね。

あと、みなさまからいただいた、誤字脱字の情報を反映しました。本当にご報告ありがとうございます。情けない話ですが、みなさまのご協力が不可欠でございます。

そんなこんなで、Kindle版とPDF版の、第二版の準備は順調に進んでいます。早ければ今日中に、遅くとも10日(火)にはアップロードする予定ですので、Amazonさんとサーパラさんへの反映は、11日以降になるかと思います。アップロードからサイトに反映されるまでの24~48時間程度、ダウンロード出来ない空白時間が発生すると思われます。ご了承くださいませ。

さて、一太郎2015について、もうちょっと。

今回、すごく便利になったと思ったのがこちら。



検索ジャンプパレットという機能。なんか地味目ですが、これがあなた、超便利だった。

ヘレネの涙には「コンピューター」の表記が20箇所あります。そのうちの2箇所で「コンピュータ」と書いちゃった。そこで「コンピュータ」の文字列を検索すると、20箇所の候補が、ずらーっと一覧される。これならどこで「コンピュータ」と、長音を省いてしまったか一目瞭然。

検索ジャンプパレットのおかげで、検索作業がすっごく楽になりました。いままで使っていた一太郎2013とは雲泥の差です。

つぎにATOKの新機能で気に入ったのは、「類語ファインダー」。類義語を探しやすくなりました。



上の例は「飯」と打ち込んで、その類義語の候補を表示させている様子。候補の文字が大きくて、老眼対策なのかしらと思っちゃった(笑)。

それとおまけソフトの「はかどる!数式メーカー」もいい感じです。



これ、おまけソフトとは思えない出来の良さ。以前、数学のブログを書いたときは、OpenOffice系の数式メーカーを使ったんだけど、こっちのほうが断然楽。また数学のブログを書くときに役だちそうです(笑)。

最後に、プレミアム版の特典としてついている10書体のフォントの中で、2つ気に入りました。



「MJS-UD黎ミンM」と「ヒラギノUD角ゴ stdNW3」です。

電子ブックには関係ないけど、PDFやふつうの文章作成に使えそう。実際「MJS-UD黎ミンM」は、PDFの第二版に使いました。なかなか読みやすいと思います。

まだまだ、機能てんこ盛りで、とてもじゃないけど、全部の機能は試せない。日本語を扱い、かつ印刷を目的としたワープロソフトとしては、一太郎は最強ですよ。

とはいえ、電子ブック用として考えると(EPUBの規格のせいでもあるけど)、やはり、まだ発展途上でしょうね。やっと「中扉」と「奥付」は、独立してレイアウトできるようになったけど、目次のページはレイアウトを変えられない。これもストレスなんだよね。

今後のさらなる進化に期待です。

以上、一太郎2015の使用レポートでした。



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