学園ホームズ | TERUのブログ

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つれづれに

NHK総合で、夜の7時30分から、シャーロック・ホームズのドラマが始まりました。

全部で20話だそうです。

脚本は……

なんと、三谷幸喜だー!

ビックリよ。

そうなんです。三谷幸喜が本を書き、日本で撮影された日本のドラマ。

でも、ホームズはイギリス人でしょ。出演者は外人?

いいえ。人形です。

なんと、人形劇なのだ!

ひょっこりひょうたん島みたいな。ひょっこりひょうたん島を知らない人(あ、ぼくも本放送当時はしらないよー。うはは)は、ググってちょーだい。

失礼、話がそれた。

三谷幸喜にいわせると(例によって、どこまで冗談なんだかわかんない口調で)、シャーロキアンほど楽しめる人形劇になってるそーな。

で、いまこのブログは、3月25日と26日に放送された「最初の冒険」前編・後編を見たあとに書いてます。

感想は……

あ、そのまえに話が前後しますけど、三谷さん、ホームズの設定を学園ものに変えちゃいました。ホームズとワトソンは15歳で、学園の寮で、ルームメイトになったという設定。

学園ものにするところ、子どもたちに配慮した?

ミステリといえば殺人事件がなくちゃはじまりませんが(偏見かしら?)、こんどのドラマでは、殺人は出ないそうです。この辺も子ども向け。

子ども向けだから、大人はおもしろくない?

いえ、三谷さんがおっしゃるとおり、シャーロキアンなら愉しめそうですよ!

というのは、シナリオの元ネタは、いうまでもなくコナン・ドイルの原作なわけで、たとえば「最初の冒険」の元ネタは、「緋色の研究」でした。

殺人事件の「緋色の研究」が、どう学園ドラマになって、しかも殺人事件じゃないべつの事件に変えられているか、シャーロキアンなら、だれでも三谷さんの手腕に注目することでしょう!

実際、うまく作ってありました。殺人事件じゃないから、大人には少し刺激が足りないけど(笑)、犯人の切ない動機とか、三谷さんホントにうまく原作を料理してる。

そして!

27日放送予定(今日だ!)の3話目。「困った校長先生の冒険」は、「ボヘミアの醜聞」が元ネタなんだそうです。

ご存じ(ご存じじゃない?)、アイリーン・アドラーが出てくるお話。

このストーリーを、はたして三谷さんはどんな風に料理するんだろう? いまから、興味津々でございます。

マジで、チョー楽しみだわ。子ども向けドラマなのに(笑)。

ちなみに、最初の3話以降の放送スケジュールは知りません。

興味のある方は、調べてみてネー。