用紙サイズの謎 | TERUのブログ

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つれづれに

少し前のこと。料理好きの友人のところで、バジルのクリームスパゲティをいただきながら、なぜか最近のランドセルの話になったんですよ。

友人曰く、「最近のランドセルは、大きくなったんだってね」。

むかしと比べて子供の身体も大きくなったから……と思ったら、さにあらず。またまた友人曰く、最近は学校のプリントがA判になったからなんだとか。

へー。

ランドセルにA4のプリントを折らずに入れるため、ランドセルの幅が広がったそうですよ。

そーいえば、姪が学校からもらってくるプリントもA判だったかな? いつも見てるわけじゃないからイマイチ覚えてないけど。

なんてことが、しばらく前にあったんですが、二学期がはじまったら、姪から「ある依頼」を受けました。

その依頼とは、漢字検定の「答え集の答えを消してくれ」というんです。

?????

いったい、なにをいってるのか、最初サッパリわからなかったんですが(苦笑)、どうやら、漢字検定用の練習問題のプリントをなくしちゃったらしいのです。でも別冊の「答え集」の方はあるから、答え集の「答え」が書いてある部分を消してくれと。

なんちゅう依頼じゃ!

消してくれったってねえ。厚紙かなんかで、答えのところを隠して勉強すればいいじゃないかといったんですが、それだと答えを見たくなっちゃうからダメだとか。

困ったもんじゃ。

で、しょうがないから、その答え集をスキャンしてPhotoShopに取り込み、答えが印刷されているところだけ消して差し上げました。

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こんな具合。答え集なので、カッコの中に答えが印刷されていたんですけど、それを全部消して、問題集の出来上がり。これを6枚も作らされた。

しかし、PhotoShopでやることかね、これ(苦笑)。

で、このプリントをスキャンするとき困ったのが、用紙サイズでした。なんと、B4なんですよ!

あれぇ? いまの学校はA4使うんじゃなかったっけ?

聞いてみたら、たしかにA4が増えてるらしいけど(宿題のプリントはほとんどA4らしい)、学校では、まだまだB4も多いらしいですな。

とにかく、ここで困っちゃったのがスキャンです。ぼくの複合機はスキャンもプリントもA4までだから、B4は一発でスキャンできないんですよ。

そこで、左右を二分割して、二回に分けてスキャンして、やはりPhotoShopで一枚に合成し、その後、さっき話した通り、「答え」の部分を消しました。

だからさ、これPhotoShopでたることか?(苦笑)。

さて、ここまでが長い長い前ふり(笑)。

ここからが短い本題(苦笑)。

そもそも、A判とかB判ってなんだろ? と姪のプリントをスキャンしながら思ったんですよ。恥ずかしながら、用紙サイズが決まった経緯をワタクシ、まったく知らなかった。

こういうときはGoogle先生ですな。検索したらわかりました。

A判は、正確にはA列というそうです。もともとドイツの規格で、それが国際規格になったそうです。

B判は、これまた正確にはB列といいます。こっちはさらに、JIS B列と、ISO B列の二種類があるらしいですな。前者は日本の JIS 規格で、江戸時代の美濃和紙が規格の元だそうです。

そうか、JIS 規格があるから、学校ではB判が使われていたのか。

でも、いまの世はグローバルスタンダードが求められますからね。学校でも国際規格のA4が増えてきたってことなんでしょう、たぶん。

なんでも調べてみるもんですね。

以上、雑学講座終わり(笑)。



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