ガリレオ | TERUのブログ

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つれづれに

『探偵はバーにいる』は、ぼくが観たかった映画なんで、こんどは彼女さまのリクエストで、東野圭吾の『ガリレオ・真夏の方程式』を観てきました。

いやー、まだ公開してから日が浅いのもあるかと思いますが、満員御礼の映画館って、久しぶりかも~。福山雅治人気は、いまだ健在でしょうか。

で、映画の方ですが……

なかなかおもしろい!

探偵はバーにいると違って、こっちはミステリーですからね。謎解きが、ちゃんとある。ぜんぜん怪しくない人が、じつは……みたいな驚きは、ミステリーには絶対必要な要素ですが、その辺は、さすが東野圭吾先生ですよ。わかってらっしゃる!

あとね、彼女さまは柴崎コウの方がよかったっていってたけど、ぼくは吉高由里子も悪くないと思いました。テレビドラマを観てなくて、この映画ではじめて観たんだけど、湯川先生の相棒が変わっちゃったという違和感はあまりなかった。

そもそも、原作では草薙刑事が相棒じゃないですか。ドラマではなぜ相棒を女性にしたのわかりませんが、草薙刑事との掛け合いの方が、絶対いいと思うんですよね。水谷豊の『相棒』とかぶっちゃうと思ったのかな? いや、そんなことないですよね。それいったら、ホームズとワトソンが元祖なんだから(苦笑)。

ま、その辺のことはともかく。映画としては、おもしろかったです。

最近のミステリーは、純粋な謎解きはほとんどなくて、人間ドラマのほうに重きを置いているモノが多い。このガリレオもそうなんですけど、最初にも書いた通り、その中に、ちゃんとミステリーの必須要素をちりばめてあって、東野圭吾作品として期待を裏切らないデキだと思います。

さすがだなあ。東野圭吾先生は。脱帽です。