料理好きの友人と、お昼にホテルのレストランに入って、カレーを頼んだんです。
ホテルのレストランなんて、なにかお祝い事でもなきゃ入らないんですが、そのときは、近くにランチできる店がなくて仕方なく……ってことは、どーでもいいことなんで、どーでもいいですが(苦笑)。
とにかく、ホテルのレストランで、お互い、一番安いカレーを頼みました。
シーフードカレーとメニューには書いてありました。いや、正確には覚えてないんです。値段が一番安いというところだけ見てるから(笑)。
さて、そのカレーが来て、お互いに食べ始めたんですが……
なにか、肉らしき塊が入っています。それを口に入れて、モゴモゴと噛んでみたんですが、肉にしては柔らかい気がして、ぼくは友人に聞きました。
「これ、豚肉かね?」
すると友人が、呆れた顔で答えました。
「はあ? なに言ってるんだ。シャケだよ、シャケ」
「そ、そーなんだ……あ、言われてみたらシャケっぽい!」
「あのさ、シーフードカレー頼んで、なんで豚肉が入ってるだ?」
「うっ……シーフードカレーなんだ、これ」
という大失態をやらかしましてね。それ以来、友人には、アングロサクソン呼ばわりされてたんです。アングロサクソンは、味音痴なので、船に乗って、毎日同じものを食っても生きていけるから、世界を征服できたというのが、その友人の持論なんですよ(笑)。
さて、ここまでが長い前ふり。
たばこをやめて、もう3年経つと、以前のブログで書きましたよね。それ以来、味覚や臭覚が、正常に戻ってきてるようなんです。
じつはきのう、その料理好きの友人宅へいって、手作りの牛すじハヤシライスをごちそうになりましてね。
そのとき、一口ハヤシライスを口にしたとき、微かにショウガの香りがしました。
「お、これ、ショウガが入ってるんだね」
「え? よくわかるね。牛すじを煮込むときに匂い消しで入れただけなのに」
「おー! わたしの味覚と臭覚は、もはやアングロサクソンではないぞ!」
「たばこをやめたせいかい?」
「だろうな。それしか考えられん」
「やっぱり、禁煙は推奨すべきだな」
「まったくだ」
という会話で盛り上がったのです。ちなみに、その友人はたばこをすいません、むかしから。
いやはや、やはり、たばこはよくないですな。わたしは、たばこを吸っているとき、食べ物の味を、味わってなかったんだ。魂のふるさとはローマだと言ってはばからない、イタリアン好きのくせに!
以上、前科者(苦笑)だからこそ語れる、たばこの害でした。
![$TERUのブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120208/14/teru-2010/f3/9d/j/o0370050011781728495.jpg?caw=800)
ぼくも、ご飯食べる~
お、ノンちゃんいい子じゃん!
と、思ったのもつかの間。すぐ食べるのをやめて、ボール遊びを要求されました(苦笑)。