今日はマジメなお話。
みなさんは、『動物の愛護及び管理に関する法律』というのをご存じでしょうか。
ごく簡単にいうと、ペットなどの動物を守る法律です。この法律は、5年を目安に再検討することが定められていまして、今年がその改訂の年なんです。
で、いま、環境省が、「動物取扱業の適正化」について、パブリックコメント(国民の意見)を募集しています。
日本には、本当に悪質な業者が多くて、多くの動物たちが悲惨な環境で育てられ、利用価値がなくなれば簡単にその命が奪われています。彼らは、日本の法律の不備をいいことに、やりたい放題なんです。
ぼく自身、ノンちゃんがくるまで、日本の現状に鈍感でした。だから、ペットのいない方は、おそらくご存じないと思います。
調べてみると……それも、ほんのちょっとネットで検索するだけでも、日本がペット後進国といわれる理由がわかります。極端な話し、日本製のフードも怖くて買いたくないと思うほど。
パブリックコメントの募集期間は、8月の27日までなので、いまからコメントを出して欲しいなんてことはいいません。でも、ペットのための法律が、日本は非常に貧弱であるということを、ぜひ知っていただきたいのです。
環境省の関連ページはこちら
One Action for Animals というサイトでは、日本の法律の問題点や、パブリックコメントの出し方について、詳しく解説されています。
One Action for Animalsはこちら
ペットの命をなんとも思わなくなったら、それは人としての人格崩壊ですよ。そんな子供たちが大人になったらと思うとゾッとしませんか?
冗談抜きで、命の重みをなんとも思わない人たちが増えているような気がするのは、ぼくだけでしょうか?
けっきょくは、日本の未来のためにも、ペットの命を慈しむ国でありたい。そう願ってやみません。
TERU兄……どこにもいかないよね?
いつもは、イジワルかと思うほどカメラ目線をくれないノンさまですが、ぼくが、どこかへ行く気配を感じると、じーっと見つめられます。カメラ目線撮りまくり(苦笑)。
動物って、本当に純粋です。愛を注いでくれる人を裏切りません。
不幸な人生を送るペットが一匹でも少なくなりますように!