社会的養護について、学んでいます。
「こども時代のすべてを施設で暮らす」という子どもが、
少しでも減って欲しいと願っています。
障碍や疾患が明らかで、親が手帳を取得していれば公費ヘルパーが使えるけれど、親が健常者であれば、まず支援が入らないのが現状のようです。
私が学んできたいわゆる「児相問題」に絡むような御家庭は、必ずしも「手帳」を持っている方だけでは無さそう。
一見、「ふつう」で会話は成立していても「なんか話が通じない」とか。
独特の価値観や論理思考があったり。
最近読んだ「ヤングケアラー」の本にも、「障害のない親」の事例も出てきます。
母は夜遅くまで在宅で仕事をしている。母に実父ではないパートナーがいた時期もあるが、その人は仕事や家事をほとんどしなかった。
一番下のきょうだいは10歳以上離れており、部屋が汚れるのも構わず無邪気に遊ぶ。家事に追われて勉強に集中できない。
きょうだいが通う保育園は保護者が送迎に行くのが原則だった。高校生の「私」は特例で認められた。「お金も時間も自由にならないのに、送迎だけ大人扱いなんだ・・・」
予想通りですが、「障害を持つ家族」を持つヤングケアラーも登場します。
近居の祖母が認知症。父子家庭で、父親は仕事で出張ばかり。
仕方がないから高校生の自分が、祖母のデイサービスの緊急連絡先に。
帰宅してからは、祖母に食事をさせ、寝かしつけ。
それから自宅に戻ると、時には1時間おきに祖母から「怖い怖い」と電話がかかってくる。
母子家庭で、精神疾患のある母。
母親の希死念慮の訴えに、「大丈夫だよ」と背中をさする子ども。
「私の病気のことは、誰にも言わないで。」
「わかった。言わないよ。」
子どもでなくても、つらい状況です。
つづく。
お読みいただき、ありがとうございました。

