社会的養護について、学んでいます。

「こども時代のすべてを施設で暮らす」という子どもが、

少しでも減って欲しいと願っています。

 

 

 

 

 

施設Bの方とのやり取りの後、自分の考えが発酵・熟成するのを待ちました。

 

読んでくださっている方には、「どんな風に言われたのか、はっきりしないなぁ」と思われてしまうでしょうけれど、相手方の発言内容を一つ一つ細かに提示するのが、ベストとも思えず。

 

 

 

 

どうか、ご容赦ください。

 

 

<施設Bの主張>

「専門里親が増えて欲しい」

 

 

施設Bの方、大切なことを忘れています。

 

養育里親→専門里親となるには、受託経験等の一定の条件が必要ですね。

経験年数を得るためには、まずは「養育里親」として受託してくれる人が増えることが大前提。

かつ「委託される子ども」が増えないことには、専門里親候補になる人も増えませんね。

 

つまり「専門里親でなくても対応可能な子ども」をこれまでのように乳児院措置にしていては、専門里親(候補者含む)は増えないということです。

 

だからこその、乳児院・児童養護施設の高度化・多機能化ではありませんか?

 

 

 

 

根本にあるのは、↑のエントリーの論文と同じように感じました。

 

 

里親希望者が自然発生的に増える訳ではない。

同様に、養育里親→専門里親となる方が、自然発生的に増える訳もないと思っています。

 

皆さんの周囲にも「ベテラン里親さん」がおられると思われますが、

その方々がすべて専門里親に移行している訳ではないですよね?

 

ベテラン里親さんが、専門里親にならない理由を尋ねてみてください。(^_^)

 

 

専門里親の認定を受けたとしても、受託できるかどうかは別の話。

 

 

ちなみに里親登録者が増えても、私のようにペーパー里親では当然、専門里親にはなれませんね。

 

 

 

つづく。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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