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Chinalobby's Notes

Business Development & Policy recommendations for Smart Energy, -Water, -Agri, Healthcare+AI and Insurtech in China

最近、書店に立ち寄ると、温暖化、多様性、農業、エコロジーなど多くの書籍を目にする。環境汚染、水関連、環境経済についても多く見られるようになった。しかし、環境問題の本質から離れ、一部の科学的見地の是非を問うだけの評論的なものが多く見受けられる。例えば、温暖化による海面の上昇、農作物への影響に関するコメントに多く見られる。


IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が出す情報を見れば、一目了然なのであるが、一部の有識者の出版物による断片的な批判が国民の誤解を招くことは問題と言える。科学的なデータを元にどこまでが事実を正確に捉え、どこからがまだ未解明なのかを、中立的に表現されるべきなのであるが、そのような書籍や情報提供者もいない。その書籍がミリオンセラーにもなれば、あたかもそれが正しいのかにも見えてくる。また、日本は環境問題に曝されておらず、環境問題は日本では、現実味に欠けるとまで言及するケースもある。決して日本も環境汚染の被害がないわけではないため、専門分野から見る非常に狭い了見としか言いようがない。これが、国民に誤解をあたえ危機感をなくす要因にもなっているのではなかろうか。日本の環境に関する意識はその程度なのである。
我々は、環境問題をマクロ的にとらえる必要がある。そして、起こりうる現象を先取りし、それに備えることも重要だ。よく「地球にやさしい、、、」などのキャッチフレーズが聞かれるのだが、温暖化が起ころうが、水不足になろうが、食料危機になろうが、地球全体においてはちゃんと収支は取れているのだ。困ることではない。問題は我々人類の生活に対することなのである。つまり、生活、食料生産、飲料水、資源、そして、健康に関する問題だ。温暖化は良くも悪くも様々な影響を与えることになる。地球の資源は限られているが、つい最近の1950年の人口が25億人であったのに対し、2008年には68億人、2045年には90億人を超え、我々は水と食料を確保する必要があることを念頭に入れなければならない。それに反して、現実として、世界的な大気汚染による耕作地への影響、水汚染、工業化や汚染による耕作地の減少、地下水の枯渇は誰しも知るところだ。
多くの日本人にとって他人事なのであるが、食料生産の60%を海外に依存している日本は、輸入する物だけではなく、耕作地、水、労働など多くの資源を海外に依存していることを認識すべきである。そして、多くの食品を特に中国に依存していることも忘れてはならない。中国と言うと、農薬やメラニンによる食品汚染の事件が頭に浮かぶのだが、決して、メラニンや農薬による問題だけではない。大気と水の汚染による食品への影響のほうが遥かに大きいのである。それらは、中国国内での飲料水や食による健康被害の状況を見ればわかる。我々は、中国国民と同じものを食べていることになるのだ。
大気と食品の汚染は、現実的に、既に多くの日本人の健康に広く影響を与えている。医療技術が向上しているにもかかわらず、
がん、アトピー、躁鬱、糖尿病、高血圧など、多くの疾病の患者は減ることはないのは、そのためと見た方が賢明であろう。特に、経済の低迷に合わせた食品の品質の低下は、日本各地で食中毒事件を引き起こした。ここ1カ月間で食中毒がどれだけ起こったのかご存じだろうか?ネットで調べてもらいたい。また、宮崎の口蹄(こうてい)疫感染も日頃の飼料の質も影響しているはずだ。安全性や品質の視点が間違っているのは間違いない。
環境問題を議論する際に良く聞くことばが、環境保全にはコストがかかり、経済成長を鈍化、停滞させると言われることがある。しかし、そんな悠長なことを言っている暇はないのである。そもそも、決して、コストが成長を押し下げるものではない。そこには優秀な技術が存在するからだ。筆者の計算では、環境修復技術の結集により、農業生産向上、安全性の確保とそれによる医療費の削減、新たな領域の産業化による経済成長は間違いなく可能となるのである。
生態系サイクルを重視した環境修復技術、農業技術、エコ技術の評価と増産設備支援
新環境技術(水質浄化、ダム湖水浄化、浄化槽など) 新エネルギー技術(風力など)


エコガラスなどの資材 燃費向上技術、エマルジョン類
汚染土壌修復材、土壌改良材、海水の淡水化技術、畜産向け機能性資材、養殖向け機能性資材
エポキシ系特殊コンクリート技術(100年の耐久性)など。 上述のような、政府補助金・融資・ファンドの対象技術を掘りだすチームを結成
技術の評価とマーケティング、海外への事業展開模索、エンジニアリング会社の設立や事業支援を行う。
国の支出はばらまきではなく、リターンを基本とする。積極的な融資やファンドにより、対象企業の将来
のキャピタルゲインを期待。将来の財源の確保。
 今年もファーストフードが好調だ。安くて早い、時間に余裕がない現代人には超(あまりこの表現は好きではない)便利。しかし、この余裕のない孤食、それに、かける食材コストを考えると、からだには決して好ましくないことは皆理解しているはずである。少し前になるが、アメリカで某ハンバーガーを毎日食べると、、、
なんて言う映画まで放映された。これは事実であり、それだけ栄養価どことか、健康障害につながるのだ。しかも、生産者は農産物を安く叩かれる。つまり、作る側にも食べる側にもメリットがない訳だ。儲かるのは販売者だけ。しかも、必ず数年後には医療費が増えることになる。
実は私も4日間、このハンバーガーだけで過ごしたことがある。最初は美味しい感覚が広がるのだが、数日経つと気持ちが悪くなり、受け付けなくなった経験がある。同時に足が痙攣しやすくなった。これは化学物質か何かが存在すると言うことと、ミネラルが圧倒的に不足するのが原因だ。
そろそろ、政府は医療費の半分ばかりに気を取られるのではなく、ニッポンの食生活を変える政策が必要になる時代がくるであろう。