巨大台風一過で38℃°と体温越えの気温予報が出るなか、高円寺へ。さすがに予報通り暑く、特にガレージでは長時間見ていられないほどに蒸し暑い。しかし、こんな中でも多くの人が、特に年齢層の高い人が来て探書している。
肝心な本はと言うと『動物生態写真集 第2輯』を見つけるが、状態もあまり良くないのに3,000円だったので見送り、手ぶらで帰路に就く。

ここ最近、日本の古本屋、ヤフオクで立て続けに本を購入したので、先ずはこちらの本をじっくり味わおう。購入した本は以下の4冊。
1)『南の生物』 900円

鳥類学者の内田清之助が代表編者であるが、岡田弥一郎、小倉清太郎、田中茂穂、岸田久吉、金平亮三ら、多くの人が文書を書いており、高島春雄も【南方の毒虫】を執筆している。


2)『動物閑談』 1,300円

阿部余四男の著作で、読みたかった1冊。


3)『支那哺乳動物誌』 2,000円

阿部余四男の本をもう1冊。徳田御稔『大東亜の動物 哺乳類・南方篇』と共にアジア圏の哺乳類を記した数少ない本で、当時の流れから、二名法に亜種名を記した三名法に、和名を対応させている。


4)『日本昆虫記』 大町文衛 1,000円

大町文衛の代表作と言われるものだし、丸く穴の開いた函から表紙のルリボシカミキリが覗くお洒落な装丁といい、以前から気になっていた本。ヤフオクで即決で購入。