都内の古本まつりに、久しぶりに参戦。
開場30分後に着くが、古本まつりってこんな人いたっけ?という感覚。

肝心の本はというと、中西悟堂『野鳥と共に』、仁部富之助『野の鳥の生態』のIIとⅢのみのバラ本だったり、北米のフィールドガイドだったり、と鳥の本はばらばらと目に留まるなか、内田清之助の本を1冊。

『新篇 鳥学講話 決定版』 3:00円


何度も改訂が行われたベストセラーの1冊で、今回買ったものは一番最後に出版された暁書房版のもので、これ以前のものと比べると、現代語のため読みやすい。


昭和50年7月号の『野鳥』内田清之助追悼号によると、『鳥学講話』の初出版後の改訂の経緯は以下の通り。


鳥類講話 大正6年 裳華房

鳥学講話 大正14年 中文館

     大正15年 文化生活研究会

     昭和10年 梓書房

     昭和17年 大日本出版KK

新篇鳥学講話 昭和24年 暁書房


ということで、6回出版されているらしい。