本来なら東京古書会館を先に訪れ、午後から西部古書会館の予定であったが、諸般の事情により行く順番を変えて、先ずは西部古書会館の杉並書友会へ。ここで珍しく5冊も買って、帰りの荷物の重さが気になることに‥

『虫魚の交わり』奥本大三郎・荒俣宏 150円

 

荒俣さんの本をもう一冊。NHK市民大学1988年10-12月期テキスト『博物学の世紀』150円。こちらは日本実業出版社の痕跡本。

〜リスペクトする荒俣さんの未所有の本を2冊入手できたのは嬉しい。

 

『鳥の博物誌』池田眞次郎 150円

著者の池田眞次郎は、佐渡の最後のトキを捕獲し、人工飼育を始め、トキの保護に尽力した鳥類学者として知られている人です。

 

上記に加えて、動物園で見られる動物についての興味も出てきたことから以下の2冊も『日本カバ物語』宮嶋康彦、150円、『ゴリラ』今西錦司、150円

『日本カバ物語』の著者、宮嶋康彦は作家、写真家で風景写真、花、ホタルなどの写真を扱った著作が多いが、最近ではマツコの知らない世界に出演して、たい焼きについて語っており、たい焼きの魚拓を取ったり、たい焼きを天然物と養殖物に区分したりしている。

著作で動物を扱ったものとして、カバを扱った著作が『アフリカ・カバ探検―カバのふるさとウガンダ取材記』、『だからカバの話』など数冊ある。この著者だけに限らず、検索してみると思ったよりもカバの本が出版されていることに驚く。その中で評価が高い、以下の本もいづれ読んでみよう。

『カバに会う―日本全国河馬めぐり』 坪内 稔典 2008 岩波書店

 

 

 

昼食後、午東京古書会館の【中央線はしからはしまで古本フェスタ】にはしごする。こちらは初開催の古本まつりで、「はしからはしまで」と銘打っているだけあり、参加店舗は36店舗も出るらしい。

会場に着くと、2日目の午後だというのにとても人が多く、驚く。出店数が多いからか、未見の本が並んでいたが、出会いものは無く、こちらではなにも買わずに終わる。