早稲田「豊田屋」の肉吸いと玉子かけご飯 | Ternod Official blog

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哲学思想研究、文人画。 反緊縮行動(Anti-Austerity Action)〔生ー政治(Bio-politique)に抵抗する自律労働者(Autonomia Operaia)〕。 ブラック・ミュージックをこよなく愛す。レコード/CD店、古本屋、美術館などで出没することが多いです。

 

ある日の午後。

高田馬場から早稲田にかけて歩いていて、昼食を摂ろうと飲食店を探していたところ、意外にも関東の地に肉吸い専門店を発見しました。

「豊田屋」というお店です。

 

肉吸いとは、肉うどんからうどんを抜いて、牛肉をだしで煮込んだ吸い物のことです。

元々は大阪ミナミのうどん店「千とせ」が発祥です。

吉本新喜劇の俳優・花紀京さんが二日酔いの胃のもたれから、肉うどんからうどん抜きで注文していたことに始まります。

大阪府や兵庫県の食堂などで、肉吸いを扱うお店があり、この地域のソウルフードです。

 

肉吸いは、関東ではほとんど知られていない料理ですが、専門店があるのは珍しいので、さっそく入ってみました。

 

肉すいと玉子かけご飯を注文しました。

 

 

肉吸いは、だしは味がやや濃い目ですが、関西のうどん店でも、たまに同じくらい濃い目のだしのうどんを見かけます。

ねぎは青ねぎと白ねぎのどちらにするか聞かれたのが、関東らしい。

もちろん青ねぎ一択です。

 

 

たまごが濃厚で美味しいです。

 

肉吸いは並盛を注文しましたが、牛肉もたっぷり入っていて、食べ応えがあります。

 

 

こちらがお店です。

カウンターに丸椅子が6席ほど並んでいます。