国立京都国際会館から、こんどは烏丸線を南下して終点・竹田で近鉄京都線に乗り換え、丹波橋へ。
そこから歩いて伏見桃山城へ行ってきました。
これまで洛南はあまり行くことがなかったので、行きそびれていました。
丹波橋駅を降りて、ひたすら、ゆるい登り坂の住宅街を歩いていきます。
時折、山の上に天守閣が見えますので、その方向に歩いていきます。
15分~20分ほど歩くと、城門のある駐車場にたどり着きます。
伏見桃山城の城門です。
ところどころ塗装が剥がれ、荒れた感じです。
伏見桃山城の大天守と小天守です。
荒れた感じですが、美しく壮大なお城です。
キャッスルランドという遊園地の中の目玉施設として建てられた模擬天守で、本来、伏見城があった場所は、現在は天皇御陵地となっています。
そしてキャッスルランドの閉園に伴い、お城は京都市に寄贈されましたが、耐震性に不安があるとの理由で内部は立入禁止のままです。
耐震補強工事を行い、内部に入れるようにすれば観光名所として賑わうと思いますが。
模擬天守とはいえ、しっかり造り込まれています。
細部の造形も見事です。
絵になるお城です。
伏見桃山城を眺めながら、おやつを頂きます。
丹波橋駅の「ゲベッケン」で購入した、ニューバードという惣菜パンです。
ニューバードは、カレー味の揚げパンにソーセージが入っており、志津屋のカルネと並ぶ京都人のソウルフード的な惣菜パンです。
「ゲベッケン」のニューバードは、ボロニアソーセージがゴロゴロと入っており、大藪春彦の小説の主人公が好きそうなパンです。
伏見桃山城の目の前の道には、千成瓢箪のオブジェが並んで立っています。
やはり、太閤様のお城ですね。
明治天皇陵まで散策しました。
帰りはこの石段を降りて、近鉄線の桃山御陵前駅から竹田駅で地下鉄烏丸線に乗り換えて京都市街へと向かいました。