今夜は飛鳥鍋です。
飛鳥時代、唐代中国から牛乳や乳製品の製造法が伝わり、宮中などで食べられていたそうです。
そのひとつが「蘇」という古代のチーズですが、こちらは数年前に奈良に行った時に買って食べてみました。当時のブログをご覧ください。
そして、もうひとつが、今回つくった飛鳥鍋です。
古代の文献の記述をもとに、想像で補ってつくられた再現料理ですが、今では奈良・橿原地方の名物鍋になっているそうです。
作り方は、レシピサイトによって若干異なりますが、鍋に水180ccと白味噌を入れて溶かし、日本酒、みりんを各大さじ1,鶏がらだし(今回は創味シャンタン)小さじ1、塩小さじ1,牛乳を500ccほど加えてつゆにします。
そこに白菜、豆腐、鶏肉、しめじを入れて蓋を閉めて火を点けます。材料、とくに鶏肉に火が通ったら春菊(本当は菊菜ですが関東では春菊しか売っていないので)を加え、火が通ったら出来上がりです。
人参、しいたけ、糸こんにゃく(またはしらたき)もあれば入れたいところですが、今回は省略しました。
牛乳がクリーミィで、鶏肉や春菊と合います。
七味唐辛子を少々振って食べました。
クリームシチューと鍋料理の中間ぐらいの味で、もし家族の間で夕飯に食べたいものが鍋料理かクリームシチューかで別れたら、飛鳥鍋をおすすめします(笑)