飛鳥鍋 | Ternod Official blog

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哲学思想研究、文人画。 反緊縮行動(Anti-Austerity Action)〔生ー政治(Bio-politique)に抵抗する自律労働者(Autonomia Operaia)〕。 ブラック・ミュージックをこよなく愛す。レコード/CD店、古本屋、美術館などで出没することが多いです。

 

今夜は飛鳥鍋です。

飛鳥時代、唐代中国から牛乳や乳製品の製造法が伝わり、宮中などで食べられていたそうです。

そのひとつが「蘇」という古代のチーズですが、こちらは数年前に奈良に行った時に買って食べてみました。当時のブログをご覧ください。


そして、もうひとつが、今回つくった飛鳥鍋です。

 

古代の文献の記述をもとに、想像で補ってつくられた再現料理ですが、今では奈良・橿原地方の名物鍋になっているそうです。

 

作り方は、レシピサイトによって若干異なりますが、鍋に水180ccと白味噌を入れて溶かし、日本酒、みりんを各大さじ1,鶏がらだし(今回は創味シャンタン)小さじ1、塩小さじ1,牛乳を500ccほど加えてつゆにします。

そこに白菜、豆腐、鶏肉、しめじを入れて蓋を閉めて火を点けます。材料、とくに鶏肉に火が通ったら春菊(本当は菊菜ですが関東では春菊しか売っていないので)を加え、火が通ったら出来上がりです。

 

人参、しいたけ、糸こんにゃく(またはしらたき)もあれば入れたいところですが、今回は省略しました。

 

牛乳がクリーミィで、鶏肉や春菊と合います。

七味唐辛子を少々振って食べました。

 

クリームシチューと鍋料理の中間ぐらいの味で、もし家族の間で夕飯に食べたいものが鍋料理かクリームシチューかで別れたら、飛鳥鍋をおすすめします(笑)