今日7月14日(土)は、篠山市に行って来ました。
篠山市は、兵庫県中東部の旧丹波国に位置する、山々に囲まれた盆地にある古くからの城下町です。
京都への交通路にあることから京文化に近く、城下町は小京都の風情が残っています。
丹波というだけあって黒豆、そして猪肉、栗など山国ならではの名産があります。
篠山市へは、JR福知山線で篠山口で下車しますが、駅前は閑散としています。
かつての篠山城下町に位置する篠山市の中心市街地へは、駅から数キロも離れた場所にあります。
上の画像は、城下町です。
旧篠山町役場を保存活用した「大正ロマン館」です。
レストランや物産の販売などを行っています。
篠山城大書院です。
1944年に火災で焼失した建物を、資料が遺っていることから2000年に復元した建物ですが、京都二条城の二の丸御殿によく似た造りで、近世城郭のおもむきをよく伝えていると思います。
「日本の城」というと、すぐ天守閣がイメージされますが、近世城郭で重要な施設は、こうした書院造りの本丸御殿や二の丸御殿などの建物です。
大書院で最も格式の高い部屋「上段の間」です。
天井の高さ、室内の装飾など、見るからに他の部屋と格式の違いが分かります。
同じく「上段の間」より。
江戸時代初期の狩野派の絵師が描いた屏風絵を障壁画に転用しています。
こちらは青山歴史村です。
教育に力を入れていた、篠山藩主が開設した藩校の資料などが展示されています。
そして敷地内には、丹波篠山デカンショ館があります。
丹波篠山といえば、デカンショ節という盆踊り歌で有名とのことです。
私にとっては、デカンショといえばデカルト、カント、ショーペンハウアーのことで、哲学科の学生が読むべき基本的な文献であり、かつ人文教養のある学生の必読書です。
このデカンショ節は、デカルト、カント、ショーペンハウアーを意味する学生歌としても歌われていたそうです。
こちらは武家屋敷安間家史料館です。
この史料館のある一帯は、武家屋敷が並んでおり、藁葺き屋根の邸宅が並ぶ光景は歴史を感じさせます。
武家屋敷安間家史料館の庭にある丹波水琴窟です。
黒い石の部分に水を撒くと、鐘のような音色が響きます。
水琴窟とは、地中に瓶を逆さにして埋め、そこに滴り落ちた水の音が反響して音色が響く構造になっており、庭園文化のひとつとして江戸時代に考案されたそうです。
夏に水琴窟の音色を聴くと、涼しい感じになります。
こちらは篠山小学校です。
歴史を感じさせる建物です。
篠山城下町の呉服店に貼られていたポスターです。
参議院議員となられた山本太郎さんによる「税金は、まず、大金持ちから戴きます」とのこと。
当然でしょう。
所得の低い人たちに負担が重くなる消費税など、ありえません。
さて、最後は歴史美術館です。
武具、漆芸、陶器、絵画などが展示されています。
また同館は、篠山藩庁として建てられ、篠山地方裁判所に転用されたのち、美術館となりました。
そのため法廷も遺されています。
外観は和風の木造建築ですが、玄関には車寄せがあり左右対称となっており、内部は完全に近代初期の洋風の仕様になっています。
こうした外観は和風で内部は洋風という歴史建築は、明治時代初期の建物には見られます。
さて、帰路は篠山口駅まで歩いてみました。
だが炎天下の中で何キロも歩くことになり、途中、2カ所もコンビニに立ち寄って涼んだり、アイスキャンディーやミネラルウォーターで水分補給をしながら歩きました。
はっきりいって、徒歩はおすすめしません。
レンタルサイクルでもきついと思いますので、バスが無難です。
あるいは自家用車やバイクで行くのが良いと良いでしょう。










