先日、奈良を旅行した時に買った、飛鳥時代に日本に伝来したチーズを再現したという「古代の蘇」ですが、開封しました。
開封すると、キャラメルのような固まりが出てきます。
切った状態です。
チーズは包丁では切りにくい食材ですが、「古代の蘇」はナイフがサクッと入ります。
「古代の蘇」は、ひたすら牛乳を煮詰めて固めたものだそうです。
食べた感想としては、キャラメルに似ていますが、加糖した甘さではなく、ほんのりした甘さ。そして、しゃりっとした食感が独特です。
他の何にも似ていないので、形容しがたい味わいです。
私はチーズというと、ブルーチーズではロックフォール、ウォッシュ系チーズではエポワスが好きで、どちらもクセのある味が赤ワインに合いますが、「古代の蘇」は、そういうヨーロッパのチーズとはまったく次元の異なるものです。
飛鳥貴族にとっての「醍醐」がどういうものかを体感するには、一度は購入して食べてみると良いと思います。
かなり抽象的な表現になりますが、「古代の蘇」は、乳製品に対する嗜好が、遊牧民的な好みよりは、むしろ農耕民的な好みに出来ていると思います。
不思議な味わいの珍味でした。



