岡山鉄道管理局が制作したジョイフルトレイン、「ゆうゆうサロン岡山」には国鉄では初のジョイフルトレイン専用機関車が設けられました。
その専用機として、EF65-123号機が選ばれ、国鉄としては異例の専用色に塗装されました。
123号機はEF65-0番台の中でも6次車に属するいわゆる最終型です。
5次車までとの外観の一番の違いは、スカートがミニスカになっているところです。
EF65-0番台は貨物列車けん引用でしたが、岡山機関区にはEF65PFなどの客車けん引用の機関車が配置されていなかったため、これまた異例のEF65-0番台が客車運用に就く事になりました。
写真は、「ゆうゆうサロン岡山」のデビュー直後の写真です。
1985.11.16 EF65-123号機 山陽本線 明石-朝霧
「ゆうゆうサロン岡山」のヘッドマークも掲げられています。
落ち着いたマルーンカラーにゴールドの帯が、優雅な雰囲気を醸し出しています。
JR民営化後については詳しく知りませんが、EF65-123号機は2002年、ゆうゆうサロン岡山については2011年まで活躍していたそうです。