ドラマを見てて、
最後に、2羽の可愛い綺麗な文鳥が
白い鳥籠の中にいてさ、
寿命は10年だって。ってセリフ。

驚きおののいた。
え!この鳥たちは、ずっと、
その生きている間、
その羽を羽ばたかせ飛ぶことができないんだ!?と。

寿命とセットだったから尚更だったのかもしれない。

しかも、今までは、鳥籠の中の鳥を見て、
その事実に注目してこなかった自分にもなんだか驚いた。

鳥、美しくて好きだから、
飼っている友人もいるし、
わたしはペット飼わない主義だけど
可愛くていいな、なんても思ったりして。

でも、今日は、無限の空を飛び回る快感を味わえないんだ!とか、
人間が座りっぱなしで辛くなるように、
鳥の身体はガタピシ言わないのかな?!?!
とか。
わー🌪と思考が巡ってしまった。

野鳥がいつもすぐそばで鳴いている環境で生活しているからなのかもしれない。


とにかく、すごくびっくりして、
そこに大きく心揺れた自分に立ち戻ってみた。

なんでそう思ったのかな、って。

自分を鳥に当てはめて考えてみた。

ああ、使っていない筋肉、
使っていない脳みそ、
使わないってことが、
どれだけこの世の謳歌を小さく済ませていることか。

そんな景色が見えたよ。


鳥籠に飼われている鳥だって別に、そんなに可哀想ではないと思う。

飼い主に愛されて、
たまにカゴから出してもらって部屋を飛び回って
優しい声と共に運ばれる餌をついばんで、
たまに心地よい風にあたってさ。

何が悪くて何が良いってことじゃなくて、

ただ、今日のワタシが、
そこにショックを受けたということ。

それがとても新鮮で、
そして、大きなショックから、
ふと、落ち着いて、
それだけのことか、と思ったこと。

でもなんか、そう、思ったんだよ、
ということを、ここに、メモ。