それは間違いなく「主人公補正」であろうと思う。
主人公補正とは、どんな危機に直面してもなんやかんやで何とかなってしまうという言わば不死鳥的な能力に近いものがある…
この主人公補正…
中高生時代にまで自分にもあると思ってたのだが……
どうやら最近薄々と気付き始めたが…
非常に認めたくないのだが………
自分は割と一般人なのではないのかと思い始めたのである……
例えば漫画で言うと…
俺が進撃の巨人のエレンポジションなら、自分の親が巨人に食われようが「っべー…絶対勝てんわ無理無理…」とか言って巨人の力に目覚めることなく家に引きこもってるやろし…
ドラえもんののび太ポジションなら、ドラえもんが机の引き出しから出てきた時点でUMAと認定して警察に通報してるし…
アンパンマンのアンパンマンなら自分の顔を引きちぎった時点で即死であろう…何故なら顔がアンパンではないからだ。
そして自分の人生を振り返る……
まずは中学時代…卓球部に入る。
この時点で主人公感はまるでゼロ。
青春スポーツ恋愛漫画で卓球部のヤツなんか見たことない。
全国クラスなら主人公っぽいがもちろんそんなに優れたスポーツセンスは無く県大会止まり。終了。
そして高校時代…懲りずに卓球部に入る。
しかし高校時代は違った。
近畿大会常連。のベンチとして割と大きな声で応援したりしてた。たまには審判とかしてた。
個人的には兵庫県ベスト128。
こんな主人公見たことがない…
そして浪人して大学でも留年。
ダメすぎる…
こんなダメな主人公いてたまるか…
いやダメさも正直中途半端すぎる…
主人公クラスなら3浪とか4留ぐらいのインパクトは無いとダメだ…
結局人生を振り返ってみると、俺は村人Bや友人Cクラスのレベルの人間でしかないことに気付く…
このままでは非常にまずい。
このままでは未来は確実におっさんDかサラリーマンE辺りだ…
早く主人公補正を身に付けんと大変なことになる。
このままの人生やと日本でバイオハザードが起きてゾンビが街に溢れかえるという漫画的状況に陥っても、恐らく俺は一瞬でゾンビと化して「ぼぁぁ」とか言ってるだけやろし、
食パンを咥えた美少女が猛スピードで角から曲がってきても中途半端な反射神経でぶつかることなく避けてしまうであろう…
やはり俺はゾンビ側の人間ではなくピストルでゾンビと常に応戦しときたいし、食パンを咥えた美少女になんやかんやで俺のピストルを咥えさせたい。
そんなことを考えてる間にもう朝…
今日もバイト…
「研修中」の主人公なんか聞いたことない…
寝よ…
ほな。
