【特集】宝塚 パワハラ問題は終わらない | 週刊文春 電子版 (bunshun.jp)

 

週刊文春、宝塚パワハラ記事、無料公開中だそうです。

 

《宝塚宙組パワハラ調査》組長とトップが吐いた噓 | 週刊文春 電子版 (bunshun.jp)

 

より

「「「阪急阪神ホールディングス・角和夫会長が謝罪する方向です。交渉は続いており、パワハラをどの程度認めるのか、そして劇団から“誰が”謝罪するかを詰めています」(阪急関係者)
 その一方で、活動休止中の宙組の“復活計画”が水面下で動いていたという。

「2月末から宙組を3チーム、3期間に分け、宝塚大劇場に併設される小規模劇場・バウホールで『ワークショップ』と銘打ったコンサートを企画。芹香が主演の1人を務める予定で、5月の大劇場公演の足掛かりにする狙いがあったのでしょう。2月1日から稽古を開始する予定だったが、24日の面談直後に中止となった」(宙組関係者)」



「「集団叱責の輪に加わっていた生徒、それを見て見ぬふりをした生徒のほぼ全員が『謝罪したい』と言っている。ただ、芹香と松風の2人だけが頑なにパワハラを認めず嘘を吐き続けてきたのです」(同前)

 遺族側が昨年12月、15のパワハラ行為を主張する意見書を劇団に提出。15のうち、芹香は2件、松風は最も多い5件のパワハラに関与したとされる。

 まずは、「ヘアアイロン事件」だ。2021年8月、有愛は稽古中、娘役2番手の天彩峰里(あまいろみねり)から高温のヘアアイロンを額に押し付けられ、皮膚が3センチめくれあがる火傷を負った。」




 意見書が〈驚くべき上級生による下級生に対する権力的な支配行為〉と指摘するのは、小誌が23年2月2日発売号で同事件を報じた直後に、芹香らが取った“隠蔽工作”だ。

 報道直後、組長(当時)の寿つかさ、トップスター(当時)の真風涼帆(まかぜすずほ)、松風、芹香の4人が、有愛を大劇場7階の第3会議室に呼び出した。10期以上離れた幹部生たちが有愛を囲み「イジメじゃないよね」と、25分間詰問したという。

 この会の後、稽古を挟んで夕方6時頃から宙組生全員で話し合いの場が設けられた。沈黙する有愛を前に、幹部生が会を主導し、天彩だけに「やっていません」と弁明の機会を与え、「文春記事は事実無根」と結論付けた。散会後、有愛は過呼吸になり廊下で1人泣き崩れた。そこに芹香が通りかかり「なんで、あんたが泣いてんの!」と心無い言葉を浴びせたことを複数の宙組生が小誌の取材に証言している。

 次に、死の直前の稽古中に起きたパワハラだ。有愛は新人公演の最上級学年として下級生をとりまとめる立場にあった。公演準備に追われ、睡眠時間は1日3時間程度しか取れない過重労働を強いられていた。」



「芹香にとってはトップになって初の大劇場お披露目公演。緊張感が高まる中、稽古での下級生のパフォーマンスに不満げで苛立っていた。座長としてあるまじき言動ですが、有愛さんがヘアアイロン事件のリーク犯だと思い込み、そんな組の和を乱すような人間だから下級生を統率できないと、言いがかりをつけたわけです」(別の宙組関係者)」



 2日後の9月30日、有愛は自宅マンション最上階から身を投げ帰らぬ人となったのだった。

 事件直後、芹香と松風はパワハラを否定。劇団側が11月にまとめた調査報告書は、

複数の生徒が「組長らから故人がめちゃくちゃ怒られていた」と証言したにも関わらず、

松風らの言い分のみを恣意的に採用し「社会通念上許容される」指導だったとした。



 芹香は事件直後、周囲に「(有愛と)口もきいたこともないねん」「こんなことで公演を止めるなんて」と嘯(うそぶ)いていたという。松風は何食わぬ顔でレッスンに毎日顔を出していた。2人の態度に、他の宙組生は「大切な組子の命が失われているのに……」と嘆いていた。



 12月上旬、宙組生をさらに凍り付かせる出来事が起こる。宙組内で指導に関する規律を見直すことになり、松風からこんな提案が飛び出したというのだ。

「(遺族側の)意見書についても話し合おう」

 劇団関係者が証言する。

「話し合いは、組長が期ごとに生徒と面談し宙組の意見を集約する。意見書を議題にしようとしたのは、芹香の意向もあったでしょう。松風は逐一彼女に相談していますから。後輩たちは当然、加害者である松風と話したくない。ある生徒が『組長はパワハラについてどう責任を取るつもりですか』と反発。結局、話し合いは中止になりました」



 芹香と松風が“暴走”する中、劇団は謝罪へ動いていた。12月18日、遺族側の要請に応じ、調査報告書をホームページ上から削除し「意見書の内容も踏まえて改めて事実関係の精査を行う」と発表した。



 年が明け1月22日、遺族側との面談を前に芹香と松風は劇団に呼び出された。それが冒頭の場面だ。



 松風の知人は「会談の詳細は教えてくれなかった」と断った上でこう明かす。



「表情は暗かった。劇団はそれまで何度か謝罪を持ちかけたが、組長さんは応じなかった。

2人が謝罪すれば、必然的に進退が問われる。

劇団は引導を渡すために謝罪の意向の有無を聞きながら退団の自主申告を待っている節がある。

だから長時間の会談になったのではないか。

理事長は阪急の意向を気にするばかりで何も決められないようです。

この期に及んでも、理事長は監督者ではなく傍観者なのです」」



 芹香の父親は元阪急ブレーブスのエース投手として活躍した山沖之彦氏で、母親は元タカラジェンヌ。

「生粋の『阪急娘』で芹香自身も阪急交通社のイメージガールを務める。それゆえ宝塚でも大事にされてきた」(別の阪急関係者)

 両親が営むカフェの閉店後に出てきた大柄な父親に声をかけると「また話す機会がきたらお願いします」と言葉少なだった。

 遺族側代理人弁護士は、「遅くとも2月2日までに(交渉)経過を報告する予定」と説明している。

 劇団に極秘会談やコンサート計画の事実関係、また有愛へのパワハラの有無について改めて見解を尋ねたが、「回答は差し控えます」とのみ返ってきた。

 芹香はここ数日、「(パワハラ的な暴言は)言ってないねん」と抗弁を続けるも、以前より明らかにトーンダウンしているという。

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記事の中のトップスター、組長、の姿がどこまで事実かわかりませんが・・


最初の頃のトップスターの

「ヘアアイロンいじめをするような女優とはトップコンビは組みたくない」とステージ上で無視してた・・という

あの文春記事はいったい何だったんだろう・・

ステージ上でヘアアイロンの女優と目を合わせなかったのは、観客の間でも話題になった事実だというのに・・。

長い積み重ねの中で、ひどくなっていったパワハラ・・・

前トップもひどいパワハラやってたわけで

 

理不尽というのも思わないではないけれど・・。

これ以上、長引かせても、事態は悪くなるばかり・・。宙組団員も身動きとれないというのに。

 

劇団員、スタッフ、多くの人たちが力を合わせ、
すばらしい、夢の世界を見せてくれる宝塚歌劇・・

でも、9/30 宝塚大劇場のロビーから見えるマンションで起こった悲しいできことを、

けして忘れてはならない・・と思います。

追悼の場を設けてほしいです・・。