忘れないうちに、もう一つ、今回のレッスンで感じた大事なことをここに書かせていただきます。

 

すでに片手ずつの練習でも、両手に入ってからも、普通に弾いてはいたのだけれど、リズムを意識して弾くのと、何も意識せず弾くのとでは違うことがよくわかりました。


「リズムにキャラクターがある」ということを、本田先生はおっしゃっていましたが、リズムを意識した途端、アクセントのついている音符が弾きやすくなり、ペダルを踏むタイミングがつかめるようになりました。

 

そして、先生がおっしゃっていたように、心の中でカウントしてから弾き始めると、心が落ち着いて自分の呼吸で演奏ができるような気がしました。

 

心のカウントは、アンガーマネージメントでもやりますが、心を落ち着かせる力があるのですね。

 

そしてもう一つ、この時の収録では、リズムと一緒にテンポの話もしてくださいました。

 

テンポは速さの目安であって、リズムではありません。

♩=90 などの表示がされています。

 

「革命」の3マスバージョンの楽譜では♩=90~140くらい と書かれています。

 

テンポを知るためには、メトロノームを使います。

最近では、スマホでメトロノームの音を聞くことができます。

 

など、細かくテンポのお話がありました。


スタジオでは、針が動く機械式のメトロノームの音を聴きました。

 

よく、クイズ番組などで聴きますが、人の気持ちを焦らせる音ですね(笑)

 

その時、先生がおっしゃったことが印象に残りました。

 

メトロノームは、機械が刻むテンポで、それにぴったり合わせたからいい演奏というわけではない。

ピアノを弾くのは人間である。

ということです。

 

私はこの言葉に深く共感しました。

 

これも朗読との共通点です。

 

私がいつも朗読教室で言っていることは

「AIはニュースを読めるけれど、朗読はできない。

朗読は、人間が読むから味わい深いのです。」

 

アナウンサー的に、滑舌よく、発音を正確に文字を読めたとしても、それは、言葉の情報だけが伝わってくる、つまらない朗読になってしまいます。

 

先生のおっしゃったことを私なりに解釈すると、メトロノームのような機械的な正確さより、弾きての心の表現が大切ということなのではないでしょうか。

 

ピアノも、朗読も、人間の心の表現ということでは同じなのです。

 

 

 


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