TBSドラマ「#家族募集します」
終わっちゃいましたね。
楽しみにしていた番組が終わると、本当に寂しい
このドラマは、シェアハウスで家族を募集した蒼介(仲野太賀さん)とそこに集まった3組のシングルマザーとシングルファザーが織りなすホームドラマです。
次女と毎回見ていたのですが、二人とも1回は涙します。
でも、二人で泣くところが違います。
次女は、亡くなった母親のシーンに泣き、
私は、シングルマザーとして生きていくその辛さを語るセリフに涙する。
小学生の時に父親を失った次女は、親が突然亡くなるという気持ちに思いを重ねるるのでしょう。
私は、ジングルマザーとして、子供を思う親心に強く共感しました。
特にシングルマザーでシンガーソングライターのめいく(岸井ゆきのさん)のことばには、ビンビンときました。
子供がいるから母親は夢をあきらめなくちゃいけないの?
子供がいたら、恋人は子供の父親として考えなくてはいけないの?
子供が可哀想だから、恋をしてはいけないの?
これは、どのシングルマザーも一度は考えることでしょう。
私も同じことを考え、絶対再婚はしないと決めていたのに再婚したのは、ゆりえの父親になってくれるという夫の言葉でした。
そして、私がゆりえの子育て中を思いだして泣いたのは、
シングルファザー俊平(重岡大毅さん)が息子を肩車するシーン。
この肩車は、シングルマザーにとっては、結構厳しいのです。
ゆりえが小さいとき、動物園で目の前でお父さんに肩車をしてもらう子供を見た時、ものすごく悲しい気持ちになりました。
私には、ゆりえを肩に乗せることはできなくて。
高いところで動物を見て喜んでいる子供の笑顔を見て、
「ゆりえ、ごめんね」と心の中で泣きました。
ちなみにドラマでは、木村文乃さんがしっかりと娘をヒョイと軽く肩車したので、「母親でも肩車できる人はできるんだ~」と新たな発見でした(笑)
母親と父親に手を握られ、3人で並んで歩いている家族。
これも、結構辛い。
今でもそうだけど、こういう家族を見ると心の中に冷たい風が通ります。
シングルマザーやシングルファザーが、普通の親以上に頑張りすぎてしまうところは、礼(木村文乃さん)の姿によく表れていましたが、こちらもものすごく共感しました。
そして、何より私がこのドラマで好きだったのは、仲野太賀さんと重岡大毅さんの破顔です。
二人の笑い顔に、毎回元気をもらいました。
蒼介(仲野太賀さん)のような人が、近くで居場所づくりをやっていたら、私も足しげく通っちゃうだろうな
また、この家族に会いたい!
是非、続編をお願いします