昨日は、河崎早春さんの朗読教室の有志による朗読会に参加しました。

 

 
直前の緊急事態宣言。 
 
そんな中で、たとえ観客がいなくても公演しようという気持ちで、迎えた舞台。
 
直接足を運んでくださった皆様がいらしたことは、大変ありがたく心から嬉しく思いました。
 
この朗読会は、グループで1作品を作り上げる形になっています。
 
私は、永井龍男作「しりとりあそび」という作品の
緑山みどり夫人のパートを読みました。
 
この作品は昭和30年代、高級住宅地で繰り広げられるマダムたちのおしゃべりで展開されていきます。
 
緑山夫人は、とても朗らかで明るくて、お財布を忘れて出かけてしまうようなおっちょこちょいで、お金を借りても返すのを忘れてしまう・・・
 
今でいう、「天然」な女性!?
 
だけど、本当に天然なのか、天然を装っているのか・・・
 
それは作品を見てからの想像にお任せするとしてウインク
 
「まさに地をいっている!」と、ゆりえは大ウケ爆  笑でした。
 
他のグループは、もの売りの口上を発表。
6人が個性あふれる口上をやっていくのですが、
舞台上の皆さんは台本を手にしていません。
丸暗記です!びっくり
 
そして、もう一つの作品はタイタニックの海難事故の実況ドラマです。
 
この作品には大浦龍宇一さんにもボランティアで特別出演していただきました。
 
大浦さんは、
当日初めての顔合わせで迎えた本番。
 
できあがった音楽や効果音に合わせて読むということを
一発で見事にこなしました!
さすがです!キラキラキラキラ
 
舞台という空間の使い方や、
小道具のマイクで、実況と心の中の言葉を表現するなど、
役者 大浦龍宇一さんから色々と学ばせていただきました。
 
河崎先生のソロパートでは、俳句の朗読がありました。
 
1年を通じた俳句を、まるで小説のように読み聞かせる、素晴らしい朗読でした。
朗読から、夫婦の愛と老境を迎えた女性の心が、じんわり伝わってきました。
 
そして迎えたフィナーレ。
おーなり由子さんの「夢の色」を全員で群読しました。
 
このような朗読会に参加したのは初めてで、みんなで一つの舞台に向かって稽古を重ねるというのは、中学の演劇部以来のこと。
 
とにかく楽しい3ヶ月でした照れルンルン
 
最後に・・・
裏方で、受付やカメラマン、楽屋の差し入れなどと走り回ってくれたゆりえに Special Thanks!!