神奈川芸術劇場で公演中の
「人類史」谷賢一作・演出
を観てきました!
 

 
自撮りすると文字が逆になってしまいますねアセアセ
 
 

 
この舞台は、タイトル通り人類の歴史です。
 
200万年前、人類が地を這うように現れるところから始まります。
 
そこは声もなく、身体表現で人類の進化が表現されていきます。
 
舞台上の役者さんたちの動きを見ている間に、いつの間にか私も200万年前に誘(いざな)われていきます。
やがて、一人だったのが群れを作り、二足歩行をはじめ、声を出すことを覚え、言葉を作り,道具や火を使い始める・・・
 
そう、それは歴史の授業で学んだ世界。

そして、時代はキリストの時代から17世紀へ。
 
主人公を演じているのは
東出昌大さん、昆夏美さん、山路和弘さん。
今回振付助手も務めた俳優でありダンサーの生島翔さん。
 
ユヴァル・ノア・ハラリ氏の「サピエンス全史」
に触発されて構想したという今回の作品。
 
身体表現と、時に数学的な言語表現により、
人類そのものの発展を、観ている者の感性に訴えてきます。
 
200万年間を2時間でタイムトリップ。
 
200万年前から変わらない宇宙。
そして、進化し続ける人類。
これからどうなっていくのだろう・・・
 
人類の過去の歴史を振り返り、未来を考えたくなる舞台でした。