映画「こんな夜更けにバナナかよ」を観ました。
(「こんな夜更けにバナナかよ」公式HPより)
筋ジストロフィーを患っている主人公が、自らボランティアスタッフ500人を集め、自立生活をするという鹿野靖明さんの実話に基づいた作品です。
原作 渡辺一史著
「こんな夜更けにバナナかよ
筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫)
主人公「鹿野」を演じるのは大泉洋さん。
ボランティアの高畑充希さんと、その恋人の三浦春馬さん。
「鹿野」のわがままぶりに、思わず笑っちゃいますが、
夢を持ち、夢に向かって努力する姿や、
何事も諦めない生き方に感動を覚えます。
実際、ボランティアは数多く、500人ほどの人を集められたことは、
本人の人柄、努力以外なにものでもありません。
三浦春馬さんが演じているのは、自分の生き方に自信が持てずにいる医大生 田中。
鹿野の言葉により、成長していく様子が繊細に描かれいています。
真面目に患者と向き合い、
真面目に人生を考える医大生 田中。
鹿野の言葉から、
本当の自分と向き合っていくことを心に決めます。
こんな映画を見ていると、いまだに三浦春馬さんの訃報が信じられません。
画面越しですが、心からご冥福をお祈り申し上げます。