またまた、おうちで映画を観ました。
「ワンダー 君は太陽」
遺伝子の疾患で、人とは違う顔で生まれてきたオギーという少年が、好奇の目で見られたり、いじめにあったりしながらも、勇気ある行動で周りの子供たちの心を動かし、真の友情を育んでいくというお話です。
また、障害を持つ子供のいる家族の心も繊細に描いています。
オギーが中心の家族では、オギーは太陽で、周りの家族は惑星。
太陽を中心に回っている。
・・・ということだと思ったけれど、最後まで見ると、オギーが家族や友達、周りのみんなを照らしている太陽であることがわかります。
オギーには優しい姉がいます。
障がいや病気をもった子の兄弟姉妹を、「きょうだい児」というということを最近知りましたが、障がいや病気を持った子供が中心になりがちな家族では、きょうだい児は寂しい思いをします。
オギーの姉も例外ではありません。
オギーの姉は心に寂しさはあるものの、不満を言わず我慢しています。
私はずっとこの姉のことが、気になって見ていましたが、最後までいい子のままでした。
心からオギーを愛しているのですね
校長先生や教師、両親の発する言葉は、
どれも心に響きます。
オギーをいじめる子供に対して発せられた教師のことば。
「オギーは見た目を変えられません。
我々の見る目を変えなくては。」
見た目で偏見を持つのは、もっとも愚かである。
見るべきものは、外見ではなく、人間の本質である。
そんなことを教えてくれる名言です。
家族の愛と、真の友情の物語。
最後のシーンでは、心がほっこり温かくなりました