映画「最高の人生の見つけ方」(2007)を観ました。
主演はジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。
余命を宣告された二人が、死ぬ前にやりたいことリストを作り、達成していくというストーリー。
死を扱った重くなりがちなテーマを、熟練俳優二人の軽妙洒脱な会話でユーモアたっぷりに描いています。
そして二人が行うスケール壮大な世界旅行は、圧巻です。
そして、家庭環境が異なる初老の二人の友情に、最後はほろりとさせられます。
生きることとは?
自分にとっての幸せとは?
自分にとって一番大切なこととは?
そんなことを考えさせられました、
この映画のタイトルは
「THE BUCKET LIST」
字幕は「棺おけリスト」と訳されていました。
死ぬまでにやりたいことを書き出すリストという意味です。
アメリカでは、死ぬ前にやりたいことをリストに書き出す習慣があるそうです。
日本の「終活」だと「やらなければいけないこと」という意味合いが強いですが、
アメリカの「バケットリスト」だと、「やりたいこと」という、ポジティブな意味があっていいですね

私だったら、どんなリストになるかなぁ

自分の人生をいかに使いきるか。
人生100年時代。
足・腰・頭・懐が元気なうちに、やりたいことはやっておこう

そんなポジティブな気持ちにさせてくれる映画でした。
※この映画、日本では2019年に、吉永小百合さんと天海祐希さんでリメイクされました。