「心とからだを元気にする音読」
家で行う音読では、
3密を避け、
良く換気をし、
周りの人に迷惑をかけないよう心掛けて、行ってください。
今日のテーマは
「滑舌練習」
前回は五十音の発音を意識した滑舌をお伝えしました。
そこでは、一つ一つの発音を意識することと、一息で滑らかに発音する練習をしました。
今回は、言葉をはっきり明朗に発音する練習をします。
子供の時にやった、早口言葉です。
でも、ここで注意していただきたいのは、早く言えばいいというものではありません。
まずは、舌を滑らかに動かし、一つ一つの音をはっきりと発音することを意識します。
また、今コロナ感染予防対策として、大きな声を出すことをあまり推奨できませんが、本来この練習では、腹式呼吸で適度な声量を出すことが望まれます。
では早速やってみましょう
お綾や親にお謝り、
お綾やお湯やに行くと八百屋にお言い
これは母音とヤ行の組み合わせです。
お綾(おあや)の「お」と「あ」
お言い(おいい)の「お」と「い」
母音のつながりは、口の開け方でしっかりと発音します。
この竹垣に竹立てかけたのは
この竹垣に竹立てかけたかったから竹立てかけた
これはタ行の組み合わせです。
ここでは、舌の動きがポイントです。
瓜売りが瓜売りに来て瓜売り残し、うり売り帰る瓜売りの声
この文は、文脈が通るようにアクセントに注意して読みましょう。
最初から早口で言う必要はありません。
明朗に発音できるようになったら、徐々にスピードをアップしてみましょう
興味がわいたら、ネットではいろいろな早口言葉が紹介されていますので、是非挑戦してみてください
※「心とからだを元気にする朗読」は、ステイホーム週間に、家でできる健康法の紹介として、私がブログで始めたシリーズです。
私のブログテーマ「話し方・朗読」にまとめてありますので、途中からの方は是非シリーズ1からお読みください
※寺田理恵子の朗読教室は、このブログのトップページ・メッセージボードに記載の教室で開講しております。