本ブログでご案内いたしました能楽堂での東日本大震災復興支援朗読会は、8日9日10日の3公演は中止となりました。
 
チケットの払い戻しや11日の公演など詳細はこちらをご覧ください。
SHIBUYAエンタメカルチャー

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チケットをご購入くださった皆様には、

ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。

 

 

さて、今回私が9日に朗読させて頂く予定だった「それでも生きる」は、当時高校生だった被災者の体験談です。

 
読むにあたって、当時の陸前高田の映像を見たり、地図で場所を確かめたりしました。
 
読み込むほどに、当時の著者の視点や感情が入り込んできて、怖いようでした。
 
その朗読を私が披露する機会はなくなりましたが、被災された方の体験を通して、
人は助け合って生きていくもの、
「無事」であることは「有難い」こと、
感謝する生き方、
を改めて思い知らされました。
 
被災された方の心の中は、誰も見ることはできません。
「被災者の気持ち」と、被災した方々全員の気持ちを一括にすることはできません。
 
それぞれ胸に秘めた想いがあるということを知るということ。
 
自分ができる支援は何なのかを考え、行動すること。
 
それが東日本大震災復興支援で大事なことだと思っています。