連日熱中症のニュースが流れていますが、熱中症にかかるとどうなるかご存知ですか?

冷やせば治ると思っていませんか?

昨年夏まで、熱中症で死亡というニュースを聞いても、どのような症状が出て、なぜ死に至るのか、あまりよくわかっていませんでした。

でも実際に身近に熱中症にかかってしまった人がいて、その怖さを知ることになりました。

顔は緑に近いような色になり、脱力で歩くのもやっと。
水は飲めるものの、頭が割れるように痛く、体は鉛のように重くだるかったようです。
半身にしびれと麻痺もありました。

病院で検査をし、脱水症状があったので、すぐに点滴をしました。

熱は38度を超えていました。 
脳の検査もしましたが、幸い異常は見つかりませんでした。

その日彼女は、6時間ほど病院で過ごしましたが、帰宅しました。

しかしその後1週間経っても、その症状は消えず、再び病院に行きましたが、その時には脱水症状がなかったので、熱中症ではないと言われました。
結局、頭痛薬と解熱剤をもらって、様子見ということになりました。

ところがそれから一ヶ月経っても症状は消えず、熱と頭痛と吐き気のため、食事も思うようにとれませんでした。

そのうち、体のあちこちに色々な症状が現れました。

そして遂に入院になってしまったのです。

熱中症という大きな身体的ストレスによる後遺症なのでしょうか。

他にも熱中症にかかった人の話を聞きましたが、2~3ヶ月だるさと頭痛が続き、そのため鬱気味になってしまった人もいるようです。

様々な症状を引き起こす恐ろしい熱中症。

熱中症は予防しかありません。

皆さん、本気で気をつけてくださいね。