「朗読ライブ」のリハをやっていた時のことです。
あれ?文字が読みにくい・・・
台本は文字を大きくして、メガネなしでも読めるように印刷しましたが、あまり文字を大きくするとページをめくる回数が多くなってしまう・・・
悩んだ結果、12ポイントで印刷しました。
練習も重ねているので、これでメガネなしでも大丈夫!
…と思ってリハに挑んだのですが・・・
リハ中に何と、4回も読み間違え!
実際の舞台上の照明がやや暗くて、読みにくい
特に、客席に正面向きでコメントしたあとに台本に目を落とす時が、
とても辛い
すごく悩みました。
大浦さんに相談すると、
「めがね、大丈夫ですよ!いいと思いますよ!
祖母の役の時に少しずらすとか、最後のメッセージはメガネをはずすとか」
と、細かい演出を教えてくれました。
(実際、本番ではすっかり忘れて、この演出はできませんでした・・・)
おまけに、「ピントケア」の目薬まで下さいました。
4回もとちるくらいなら、メガネをかけてとちりは無しで!
と、初メガネで人前に立ちました。
おかげで、大きな読み間違いはなくて済んだのですが、終了後、
「なんでメガネだったの?老けて見える」と残念そうに言われ・・・
おまけに、配信される映像もメガネ・・・
私の姉からは、「顔のしわを隠すためにメガネにしたの?」
とまで言われ・・・
私自身もちょっぴり残念でしたが、プロとして、朗読を優先させて頂きました