先週のTBSラジオ「生島ヒロシのサタデー一直線」で、インターネット書評サイト「HONZ」副代表で書評家の東えりかさんがご紹介してくださった本はこちら!


「ダメ女」とは、私のように「料理に自信がない人」「食品に対する知識の薄い人」。

ル・コルドン・ブルーを卒業した著者が、そんな「ダメ女たち」に、料理の大切さ、料理の楽しさを教え、自分の料理に自信を持たせるまでの、ノンフィクションです。

料理本ではないのですが、私のように夫から「クックドゥを使うのは料理しているとは言えない」と言われたり、魚も降ろせない、ピーラーがないと人参の皮が向けない、ドレッシングは市販のものを使用、皮付きの筍を茹でたことがない(笑)…等で、料理に自信が持てない人には、目からウロコの話です!

そして、食品の添加物の話なども随所に入っているので、なぜ加工食品が良くないのか、肉の安全性をどう見るか、パックに入っている鶏肉から水分が出ているのはどうしてか…わかっているようでわかっていないことがよくわかります。

そして、料理に必要なのは高度な技術でも贅沢な食材でもない。失敗してもいい。焦がしてもいい。
変わるのに遅すぎることはない。
という著者の言葉に励まされました。

とにかく楽しく読めて、食の基本が学べる一冊!

「ダメ女たち」と一緒に料理を習っている気持ちになれて、キッチンで料理がしたくなりました照れ

東えりかさん、素敵な本のご紹介ありがとうございました❤

「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」(きこ書房)
キャスリーン・フリン著 
村井理子訳

書評サイト HONZ
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