昨日のTBSラジオ「生島ヒロシのサタデー一直線」


ゲストは明治大学教授の齋藤孝さんでした


齋藤教授の「声に出して読みたい日本語」


今の私のアナウンサーとしての副読本です。


知識力・語彙力・文章力・・・全てにおいての力を備えていて、


その力の身に着け方を、色々な著書で公開していらっしゃいます。


今回のテーマは、角川新書のこちらのご高著です。




私も拝読いたしましたが、言葉を生業とするアナウンサーにとっても


思い当たることが随所に書かれていました。


また、齋藤先生と並んで語彙力の豊富な生島ヒロシさんとのトークは、


まさに国語力の研磨の時間でした。


言葉が次々に宝箱から飛び出すような会話に、


私も時折仲間に入れて頂きながら(笑)


自分の語彙の少なさをあらためて思い知らされ


慚愧に堪えませんでした


さて、そんな中、語彙を増やすためにどうしたらいいか。


夏目漱石さんの話も出ましたが、中島敦さんの「山月記」が印象的でした。


確かに、約40年前の高校時代、国語の授業で読みました。


でも、その時滔滔と読み上げる恩師の姿は目に焼き付いているのですが、


その中身は・・・虎がでてきたかな?くらいにしか覚えていません。汗


あれは漢文だった?えっ日本人の作品?汗


そんな私は浅学菲才あせる


それで、家に帰るとすぐに押し入れから探し出しました。



これは、長女が高校生時代に使用していた教科書。


当時から、ずっと「山月記」が心の中に引っかかっていて、


「山月記」が書かれているこの教科書をずっととっておいたのです。



「山月記」     中島 敦著


   隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね・・・


ふーっつ、ここまでパソコンで漢字を変換するだけで大変あせる


しかも、読み仮名が無ければ、素読もできませんあせる


・・で、 隴西ってどこよ?天宝の末年っていつの時代よ?虎榜って何よ?汗汗汗


・・・OMG!!叫び

 注)OMGとはオー マイ ゴッドの略 若者ことば)


やっぱり私は、読みやすい夏目漱石からやり直そうかしら・・・(^_^;)



さて、私もアナウンサーという仕事柄、齋藤先生までは行かないまでも、


言葉には敏感で、国語力を伸ばそうと勉強しています。


こんな検定もあるんですね。↓



検定はひとつの産業になりつつある現在、


民間の検定は年々増えています。


検定を受けるか否かは別として、


こういったテキスト形式の本があるのはありがたいですねニコニコ



・・・ということで、齋藤先生に感化されて、


これからも語彙を増やして教養を身に着けたいと思いますニコニコ

・・・と言うは易く行うは難し


図南の翼


自彊、息まず(じきょうやまず)


不言実行なら格好もいいが、


大言壮語で、背水の陣


顰に倣うわが身をみて


鵜のまねをする烏と


半畳を入れることは、けっしてなさるな 


by 寺田理恵子(↑ 意味わかりる~?(笑))