「ファインディングドリー」を見てきました。
すぐに何でも忘れてしまうドリー。
両親とはぐれてしまい、そのことすら忘れてしまいそうになり・・・
でも、昔聞いたキーワードが出るたびに、
ジグソーパズルのピースがつながっていく。
映画を見ている間ずっと、認知症の母のことがタブって見えて
考えさせられることがたくさんありました。
母が認知症だと分かった時、いつか母は私を忘れてしまう
そう思うと涙が止まらなかった・・・。
物忘れしてしまう自分に気づいたとき
そのことを隠そうとしていた母。
「私すぐに忘れちゃうのよね」
と、ケロッと言えるドリー。
認知症の人が、ドリーのように自ら笑いながらと言えたらいいのに・・・。
そして周りの人も、何度同じことを繰り返し言われても
イライラぜず、「そこがドリーだよね」と明るく言えたらいいのに・・・。
認知症の高齢者が多い時代、子供たちがこの映画を見ることで、
少しは認知症の方達への理解が深まることでしょう。
あらゆる世代に、キャラクターを通じて,
いろいろな角度から訴えるものがあるのがディズニーの世界。
私には、とても奥が深いストーリに思えました。