次女が沖縄の修学旅行から帰ってきました。
修学旅行というだけあって、事前に戦争についてしっかり学んでから、
平和祈念公園やひめゆりの塔などを訪れました。
14~15歳で、戦争を学ぶことはとてもいいことです。
体験学習では、サトウキビ畑で、さとうきびを収穫し、黒糖づくり。
お土産には、自分で刈ったサトウキビと黒糖を持ち帰ってきてくれました。
ということで、早速、竹のようなサトウキビをいただこうと思いましたが、食べ方がわからない
「ねえ、これどうやって食べるの?」
と娘に質問。
「それね、包丁で皮をむいて、4つに割って、白いところをかじるの」
娘の言うとおりに皮をむこうとしましたが、「硬い!!」
指を切りそうなので包丁を使うのは断念。
「そういえば、先輩から、結局食べられなくて捨てたってきいたことがある」と娘。
「そんな・・・、せっかくお土産に持ち帰ってきてくれたんだから、ママは頑張る
」
さて、どうしたもんじゃろの~???
そこで、キッチンばさみをペンチのように使い、切り口から竹のような皮をつまむ。
そしてある程度皮がむけたら、その先はバナナの皮をむく要領で剥く。
少しづつしか剥けないから、まるで竹串のような細さと硬さ。
格闘すること10分! 完成!!
回りの竹のような部分が剥ければ、あとは人参くらいの硬さなので、
4棟分の縦割りは包丁でできます。
「できた!!」ドヤ顔の私。
口の中に入れて、前歯で噛もうとしたその瞬間!
「ママ、前歯で噛んじゃダメ」
「えっ?!」
「前歯が折れるって言ってた!!」
「ありがとう!危うく前歯を失うところだったわ」
「これはね、奥歯でよく噛むの」
見本を見せてくれる娘。
真似する私。
奥歯で押しつぶされたサトウキビから、程よい甘さの蜜がジュワーっと口の中に広がります。
「おいしい!!」
二人で、チュウチュウ~甘い蜜
「もう一本剥こうか?」
と言うと、娘も
「じゃあ、今度は私が剥いてみる」
2回目は、コツを覚えて、少しは早く剥けました
沖縄には、仕事も含めて5~6回訪れているけれど、
こんな美味しいサトウキビは初めて。
娘の愛情が、美味しさを際立たせてくれているのかしら?
サトウキビの食べ方や壕を「がま」ということ、
「ユイマール」の歌、ひめゆり部隊の話、
美ら海水族館で見てきたジンベイザメや、沖縄の県魚「グルクン=タカサゴ」の食べ方だとか・・・
私が知らない話を得意げに教えてくれる娘。
最近は次女から教わることが多くなり、
楽しみもどんどん増えてきました。
これからも、「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」・・・
この調子でどんどん教わろうと思います!!
ボケ防止のために・・・ね(笑)