昨日書いた面接指導について、コメントいただきありがとうございます。
「おせっかい」で始めても、応援してくれる方がいらっしゃると思うと、
地味なブログですが、こちらもますます書く気満々になります(笑)
さて、今日は「挨拶」について。
「たかが挨拶、されど挨拶」
「挨拶に始まり、挨拶に終わる」
「すべての始まりは挨拶から」
と言われているように、挨拶は良い人間関係を築く基本です。
「そんなこと、幼稚園児でも知ってるよ!」
て思いますよね。
そうです、大事なことだから、親はまず子供に挨拶から教えるのです。
人と会ったら、まず交わす挨拶が、
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」
別れるときには「さようなら」
感謝の挨拶「ありがとう」
詫びの挨拶「ごめんなさい」
幼稚園時代にできていた挨拶も、社会人になると、よりステップアップしなければなりません。
その、ワンランクアップの挨拶が面接では重要になってくるのです。
挨拶の基本。
相手の目を見て、口角をあげて笑顔で声掛けします。
これは、にやけたり、笑っているのとは違いますよ
あくまでも、相手にお会いできて嬉しいという気持ちを表す表情です。
そして、相手に伝わる声の大きさで、明るく挨拶をします。
では、就活の面接の時の挨拶は?
面接のときの入室から模擬的にやってみましょう。
まずノックをして、「お入りください」と言われたら
ドアを開けて、入る前に面接官の顔を見て、
「失礼します」と一言言い、入室しドアを静かに閉めます。
改めて面接官に向き直り、「宜しくお願い致します」と挨拶。
お辞儀の角度は、45度。
お辞儀は、1,2,3のタイミング。
1で頭を下げ、2.3でゆっくり頭をあげると丁寧に見えると言われています。
あくまでも、姿勢よく、腰から曲げるのがポイント。
お辞儀がゆっくり過ぎても、動作がのろいように見えるから、気をつけて!
椅子が用意されていたら、椅子までは姿勢よく歩きましょう。
そして、椅子の横に立ち、面接官の目を見て、
「○○大学の○○と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます」
等、自分を名乗って挨拶の言葉を言ったあと、
丁寧に45度のお辞儀をします。
そのあとは、面接官の指示で着席します。
「どうぞお座りください」と言われたら、
「失礼します」と言って着席。
丁寧にするならば、言葉の後に15度くらいのお辞儀。
自分に気を遣ってくれている、また椅子を貸して座らせてくださっている
という感謝の気持ちをもちましょう。
そういう気持ちを持てば、おのずと気持ちは態度に表れます。
立ったままの面接の会社もあるでしょう。
その場合は、「全身を見てくださっているんだ」と前向きに!
決して、「椅子も用意していないケチな会社」なんて思わないでくださいね(笑)
着席の姿勢ですが、背もたれにもたれないで背筋を伸ばす。
バッグはひざの上、または大きさによっては椅子の脇に置く。
椅子の脇に置く場合は、立つカバンが好ましい。
地面に置いたことのある大きなカバンなどの場合、
テーブルやいすに置くよう進められたら、
ハンカチなどを敷いてその上に置くのがマナーとされています。
我が家に来たことのある営業マンがそうやっていらっしゃったところを見ると、
会社でそう教えられているのだと思います。
一通りの面接が終わり、
「以上です。お疲れ様でした」
などと面接官の挨拶があったら、席から立ち上がり、
椅子の横に立ち、「ありがとうございました」と御礼を述べましょう。
もちろん、ここは自分なりの挨拶を考えるのがベスト!
面接をして頂いたことへの感謝の気持ち、
御社とご縁がありますようにと願う気持ち、
が伝わるように挨拶できるといいですね。
ドアの方向へ向かうときは後ろ姿を見られています。
最後の最後まで、気を抜かず、後ろ姿も颯爽と!
ドアを閉めるときには、もう一度面接官に向けて退室の挨拶と丁寧なお辞儀を!
大切なのは、第一印象!
笑顔と明るい声を忘れないでくださいね
次回は、私が体験した面接エピソードを公開します!