今季楽しみにしているドラマの一つが、TBSの「マザーゲーム」。


お受験ものや「ママ」がテーマのドラマは多いけれど、


このドラマは、


「いい母親とは?」


「幸せの基準とは?」


「夫婦とは?親とは?」


子育てしている母親がぶつかる悩みを


わかりやすくぶつけてくるところが魅力です。


特に、主役の木村文乃さん演じる シングルマザーの蒲原希子。


セレブママを相手に、毎回最後に啖呵を切るところが、


とても共感できて、かっこよくて、すっきりしますニコニコ




蒲原希子を見ていると、昔の自分とだぶるんですよね。


親に子供を預けて一生懸命働いて、


一緒にいられる時間は、子供との時間を大切にして・・・。


父親参観日や運動会など行事がくるたび、娘を不憫に思い、


親の私は胃が痛くなりながらも


わざと明るく振舞って・・・。


私のせいでこの子は父親がいなくなってしまったと、


ずっと後ろめたい気持ちがありました。


子供は子供なりに、「パパの話はママには言ってはいけない」と、


幼い時から感じ取るものなんです。


ドラマの陽斗君は、素直にパパのことを口にしていたけれど、


我が子は全く言葉にしたことがありませんでした。


我が家の場合、そこまで子供に気を遣わせていたということです。


昨日の放送分では、シングルマザーの悩みにすごく共感して、


一人大泣きしてしまいました。しょぼん



「子供は母親の鏡」


このことも、このドラマではわかりやすく描かれています。


母親が悩んでいれば、子供はそれに気づいて一緒に悩みます。


家庭が上手くいっていなければ、子供も荒れます。


言うことを素直に聞いているように見えても、


発散する場所がなければ、子供は体調を壊します。


(そうなんだよね・・・。


でも渦中にいると、自分のことでいっぱいいっぱいで、


目の前の子供の小さな異変に親はなかなか気付けないんだよね・・・。)


経験してきた私だから、過去を振り返ってそう思えます。


「子供は親の背中を見て育つ」

これは、いい意味でも悪い意味でも、本当のことだと思います。




このドラマでは、ブレない価値観のシングルマザーの言動から、

他の専業主婦のセレブママの価値観が揺らいできます。


高いお金を払って塾に行かなくても、


一生懸命生きている親の姿を見て、、


愛情いっぱいで育てられれば、


子供は、本当に素直にのびのび育つものだと私は信じています。



奇しくも再びシングルマザーになってしまった私。


離婚とは違うので、自分を責めることはないけれど、


死別という心の傷を負ったことで、


子供を可哀そうにと思う気持ちは同じです。


でも、今の私がやらなくてはいけないことは、


変な同情はせず、


親がいなくてもたくましく生きられるように、


自分の夢を持って生きていけるように、


育て上げることだと思っています。



「マザーゲーム」の蒲原希子さん。


これからどのような決断をするのか


エールを送りながら見続けたいと思いますニコニコ