出勤のために外へ出た。今日も太陽が燦々と照っている。日光がコンクリートに照り返し、汗を吹き出させる。朝、日光にあたると夜はよく眠れるという。それはメラトニンという眠りのホルモンが正常に働くようになるからだという。


この暑いさなか、建設現場で働く方々や、ガードマンの方々など、屋外で働かなくてはならない人々にとっては過酷な一日だろう。


 汗でシャツがへばりつくような通勤途上、思うことは国会のことだ。全く困っている。もちろん、指導性のなさと、国民の信を失った菅総理に一番の責任がある。しかし、「国会は国権の最高機関だ」という、我々国会議員にも責任は大いにある。国民の代表であるなら、もっと謙虚に、具体的に、物事を進めることが出来るだろうし、しなければならない。


 民主党は、『子ども手当』『農家の個別所得補償』『高校無償化』『高速道路無料化』の、いわゆる『4K』を掲げて政権を取ったと言われている。


 自民党は、そのために選挙で大敗した(と思っている)。大負けした原因である『4K』をつぶさなければ「協力出来ない。」の一点張りで、選挙に負けた怨念で物事を進めている。負けたのは、国民が政権交代を望んだ結果であって、今までの自民党的政権の在り方が否定されたのだ。そのことを自民党は未だ理解していないと思う。


 それにしても、朝の通勤で歩くのが楽しみなのだが、この暑さでほとほと参っている。通勤する会社員の服装を見ていると、男性より女性の方が暑さ対策は進んでいる。「クールビズ」とか言っても、男性の“ダサい”服装は、女性のヒラヒラしたスカートやTシャツのようには自由になれない。まさかこれ以上ボタンを外したりして崩すわけにはいかないだろう。何か良い知恵はないものか。