今日の本会議で、子ども手当つなぎ法案に賛成票を投じました。
みんなの党を支えてくださっている党員の皆様、渡辺代表をはじめ党所属議員の皆様にご迷惑をおかけしたことを、まずもってお詫び申し上げます。
しかし、私はやみくもに賛成したわけではありません。
日本にとって、今一番大事にしなければならないのは、これからの日本の将来を担う子どもと、子育てしている親をサポートすることであり、社会全体で子育てを支えるしくみを作ることです。
今は、所得格差の時代で、子育て格差、教育格差に繋がっています。
今の子ども手当はバラマキであり、制度設計がなっていないということは間違いありません。今のままの制度には、私も反対の立場です。
しかし、生活に密着した制度であり、今までもらえたものが、明日からもらえなくなるというのは、子育て世帯からの理解も信頼も得られるものではありません。
もし、子ども手当のつなぎ法案が否決されれば、子育て・教育格差の問題が棚上げされ、議論されなくなってしまうおそれがあります。
つなぎ法案で、前年並みの子ども手当を支給するこの6ヶ月の間に、幼保一元化も含め、子育て・教育をどうするのかしっかりと議論し、国会の総意で新たな制度を作るべきです。
現実として、毎日子どもを育てなければなりません。高齢者には、介護保険や年金といった制度があります。
私は、将来を担う子どものための新たな制度設計をすべきだという信念の下で、つなぎ法案に賛成いたしました。
全ての子どもが等しく保育・教育を受けられ、どなたでも子を持つ人が安心して子育てできる、社会全体で子育て・教育を支えるシステムを作るために、これからも努力して参りたいと存じます。
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子ども手当については、先月の本会議(H23.2.16)にて発言しております。
発言の該当箇所はこちら↓↓からご覧ください。