人に話を聞いてもらったり、アドバイスをもらうけれど上手くいかない。
その日は気分がいいけれど、2、3日あるいは、1週間、1ヶ月と時間が過ぎるとまた元にもどってしまう。
そんな状況を
・仕方のないこと・・・
・何度も繰り返せばいずれ解決するだろう・・・
・今は、我慢の時だ・・・
などと考えて諦めていませんか?
「わたしがわるい」「やっぱりダメだ~」なんて思う必要はなくて
元にもどってしまう理由があるんです。
目の前のこと(表面)をいくら解決しても本当の理由(根本原因)が残っていれば、また繰り返し悩んでしまいますよね。
●本当の理由って?
それは僕やあなたが何かを判断したり行動したりするときに基準にしているこころの中のルールや思い込み(=ビリーフ)です。
こころの中のルールや思い込みとは
例えば・・・
・目玉焼きにはしょうゆ(ソース、マヨネーズ)をかけるものだ
・男は強くあるべきだ
・お金は人を幸せ(不幸)にする
・上司の指示には従うものだ
・夜、車を運転するときはどんな時もハイビームにするべきではない
・ぼくは頭がいい・悪い
・人に迷惑をかけるなら自分のことは我慢すべきだ
・わたしは綺麗だ・綺麗じゃない
・間違ったことは言ってはいけない
・仕事ができる・できない、などなど・・・
わたしは『○○な人間だ』『○○な性格だ』という思い込みや、『○○べき』とか『○○ねばならない』といった類のことなど、意識的・無意識的に正しいと信じていること、思い込んでいることです。その数は数え切れないほど沢山あります。
こころの悩みの原因である思い込みやルール(ビリーフ)を特定できれば、
あなたのこころの悩みは根本原因から解消することができるのです。
重要なルールや思い込みは幼少期に両親とのかかわりを通じて作られることが多いのですが、その中でも心の悩みや心理的トラウマ、心因性の症状等を作り出している本当の原因(大もとの原因)を《リミッティングビリーフ(制限を作り出す思い込み) 》と呼んでいます。
そして、ルールや思い込み(ビリーフ)には影響力に違いがあり、より根源的なものと付随的なものがあります。
木に例えると、<幹のルール><枝・葉ルール>といったイメージです。
ビリーフチェンジ・セラピーでは、枝葉よりも幹にあたるルール(ステムビリーフ/コアビリーフ)に注目しています。
これによって、悩みが根本的に解消するのです。
◆セラピーの対象となりうる代表的なルール・思い込み『制限をかける24つの思い込み(リミッティングビリーフ)』を一覧しましたのでご参照ください。
それぞれのリミッティングビリーフをクリックすると、主な訴え(悩み)と刷り込み(思い込みが出来る)場面の例を表示します。
※リミッティングビリーフがあると必ず悩むということではありません。
《生存》に関するリミッティングビリーフ
・存在してはいけない
・ありのままの自分であってはいけない
・自分の性別であってはいけない
・愛着(愛情)を感じてはいけない
・見えてはいけない
《人間関係》に関するリミッティングビリーフ
・人に近づいてはいけない
・人を信用してはいけない
・集団に属してはいけない
・感謝をしてはいけない
《成長》に関するリミッティングビリーフ
《精神・身体》に関するリミッティングビリーフ
・健康であってはいけない
・正気であってはいけない
・感じてはいけない、自分が感じたいように感じてはいけない、特定の感覚、感情について感じてはいけない
・楽しんではいけない
・くつろいではいけない
《自己重要感》に関するリミッティングビリーフ
・重要な存在であってはいけない(何かができる自分には価値があるが、ありのままの自分には価値がない)
・欲しがってはいけない
・成し遂げてはいけない
・成功を感じてはいけない
タナダ式NLP開発者 サイコセラピスト 棚田克彦 公式サイトより引用(http://www.tanada-katsuhiko.com/ )
心理セラピスト寺島幸優