のびのびボランティア紀行

バコロドの教会にある孤児院で。支援した衣服を、大切にしまう女の子。




台風なんです。

フィリピンは一年に25回も

台風が来るらしく。



そのたびに川はあふれ

海は荒れくるい

たくさんの家が流されます。



その被害のひどさは

日本の比ではない。



どうしてそんなことになるのか?



それは、貧しい人たちが

勝手に家を建てて住んでいる、

そこがだいたい海のそばや

川岸だから。



海ぞいや川ぞいは、土地の持ち主が

はっきりしていないこともあるので、

その分スクウォッター(不法占拠者)が

住みやすい。



昔の日本でも、やっぱり

貧しい人は川原に住んでいた。



そういうところは

言うまでもなく水害に遭いやすい。



だから政府は再三に渡り

住居を撤去するよう勧告しては

いるのだけど、

彼らは動かない。



というより動けないのだ。

他に行くところがない。



そして台風が来るたびに

たいへんな目にあう。



テラの会でもネグロス島の

ドマゲッティで、川ぞいの

スラムで支援しました。



そのスラムはなかなかに

迫力がありました。



川が、ずーっと島の奥の

高山地帯に向かって

のぼっていくのだけど、

そこに延々と、

本当にどこまで続くかというくらい

スラムが続いているのです。



ぼくもどこまでがスラムか

確かめようと、だいぶ歩きましたが、

あきらめました。



ネグロス島は人口600万人と

横浜市と同じくらいいるにも

かかわらず、そのほとんどが

貧しいのです。



どうしてなのか?

それはスペイン植民地時代の

大地主製からつづくのです。



根が深い。



もう少しネグロスについて

理解しようと、いろんな本を

あたっているところ。



最近あまり暇がないのに

そんなことしてて大丈夫か・・・



でもやるしかないです。



(つづく)